今年1月、日本人初のNHL出場を果たした福藤豊選手。その福藤選手が11月初旬ニュージャージー州トレントンに遠征に来ると聞きつけ、ジャピオンが独占インタビューを決行した。
——ホッケーを始めたきっかけは?
出身の北海道釧路はアイスホッケーが盛んな街で、身近にアイスホッケーがありました。友達もやっていて、自然の流れで始めました。
ホッケーの他にも小さい頃にはサッカーと野球、ハンドボール、それからバスケもやってました。でも、ホッケーが一番でしたね。ホッケーそのものが大好きなんです。風邪をひいて、他の練習は休んでも、ホッケーの練習だけは絶対に行ってました(笑)。
——ホッケーの魅力は?
他のスポーツにはない展開の早さ、スピード感が魅力だと思います。日本やヨーロッパでは、技術的な部分を重視しているけれど、アメリカのホッケーでは、日本やヨーロッパよりリンクが狭いため、みんなもっとフィジカルにプレーします。ファンは激しいコンタクトプレーやけんかなどを喜びますね。プレーヤーも〝熱い〟ですから。
——ゴーリーの魅力は?
ホッケーは、選手の交代が激しいスポーツですが、キーパーは60分間プレーできます。氷上の「ボス」みたいな感じ。キーパーが崩れてしまえば、試合が崩れるし。いいセーブを続ければ勝つチャンスを与えられる。そういう意味では、かなりプレッシャーを感じますけど、僕は魅力を感じます。
——NHLに出場した感想は?
すべてが違った。プレーヤーのパスからスケートまで早さが違いました。NHLを目指してずっとやってきましたけれど、実際のレベルは肌で感じたことがなかったので、新たな目標ができたというか。そこに行くためにはどうしなきゃいけないのか、改めて実感させられました。全く通用しなかったんで、更にもっとがんばって、今度はそこに立って通用するようになりたいです。
——今季の目標は?
まだ結果が出ずに厳しいスタートを切っていますが、一生懸命練習をするだけです。今年中にAHL(上部リーグ)に上がり、来年に向けての良い結果を残したいです。
——初めて見る人が試合を楽しむポイントは?
細かいルールは覚えなくても試合は面白いですよ。初めて試合を見ると、パックを追うのは難しいと思いますが、何回か見ていると慣れます。点数が入るのを見て楽しむ人も入れば、点数が入らない緊張感を楽しむ人もいる。様々な魅力があると思います。でもゴーリーを見てほしいかな。(笑)
——ジャピオンの読者にメッセージをお願いします。
ニューヨーク市近郊にはNHLのチームが三つもあるし、ぜひ観る機会があったら試合に足を運んでみてもらいたいです。僕も、僕がもっともっと上に行ければ、アイスホッケーってものを多くの人に知ってもらえるんだろうし、そのために今一生懸命がんばっていますので。
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