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ヘルズキッチンにあるThe Daily Showの収録スタジオ外には、収録3時間前から長蛇の列が。 |
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| ケーブルネットワークのComedy Centralで毎週月〜木曜日に放送している風刺ニュース番組。ホストのジョン・スチュワートはコメディアン、俳優、テレビプロデューサーなど、ショービズ界でマルチに活躍。独特の視点で政治や世相を茶化すスタイルが人気で、2006年に行われた第78回アカデミー賞の司会も務めるなど、アメリカでは絶大なる支持を得ている。 |

©Kevin Fitzsimons |
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お上りさん状態で大興奮 |
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大神マイ(仮名)
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約4年前───────
西海岸に住んでいたころから、「ニューヨークに行ったら絶対したいこと」ナンバーワンが、「デイリーショー」を観覧して、〝生〟ジョン・スチュワートを見ること。「フェイク・ニュース」と開き直り、堂々と鋭く正面からブッシュ批判を繰り返していた彼の姿にすっかり参ってしまったのが、イラク戦争開戦当時のことだった。
2カ月前───────
そんな思いとは裏腹に、日々は喧騒のうちに過ぎ、ついに「行かねば」と思い立ちオンラインで応募予約をしたのは、ニューヨークに来て2年目の春。
6月5日───────
応募から一カ月半後、リマインダーのメールが届く。いよいよ〝生ジョン〟!!「早い者勝ちだから3時半から4時の間には来てね」とあるので、会社を3時に抜け出したが、相方が15分遅れで到着。これが後々熾烈な言い争いの種になるとは…。
午後3時50分───────
スタジオに着くと、そこはすでに長蛇の列。やはり平日ヒマそうな若者が多い。ひたすら待つこと約1時間、CIAみたいな警備員に守られたスタッフが入場券を配布開始。私たちの目前で何やら言い争いが始まる。「入れろ」「ダメだ」の押し問答に、強面の警備員の意味を知る。
午後5時───────
いよいよ私たちの番!という2人前から、なぜか紙の色が変った。その上、私たちの少し後から「今日はここまで」と帰されてしまった…。「危なかったね、4時前に来ていたのにぎりぎりだったね、でも何で8人だけ違う券?」と話しているうちに入場開始。続こうとした私たち8人はCIAに止められた。「??」。そこへ、やたらにこやかなスタッフが来て、「あなたたちはとても特別な8人なの」などと言い出す。いやな予感。聞けば、私たちはVIP用にとってある席に、彼らが現れなかったら入れるという補欠人員らしい。「あんたが遅れなかったら、こんな手書きの白い券じゃなかったのに!!」とここからが大喧嘩。(教訓)絶対3時半前には着いていること。
午後5時50分───────
この日は結局補欠も全員入れた。残った席にばらばらに座る「特別な」8人。前説後、ついに真打ちが登場…!
午後6時20分───────
生ジョンに、思わず「ギャアアー」と我を忘れて叫ぶ自分がいた。ちなみにゲストは当日まで分からない。この日のゲストは話題の映画「ノックト・アップ」のポール・ラッドだった。今日はハズレか…。
午後7時───────
波乱万丈の入場劇と長時間待機にへとへとになったものの、「ニューヨークに住んでいてよかった♡」と心から思う体験だった。
後日…───────
翌週、いつもの通り「デイリーショー」にチャンネルを合わせると、そのゲスト席にはアンジェリーナ・ジョリーが。この日に予約しとけばよかった…。 |