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2007/06/15発行 ジャピオン掲載記事
 


Savion Glover
トニー賞受賞者(Bring ’Da Noise Bring in ‘Da Funk)、ホッファー、振り付け師、俳優、ディレクター、プロデューサー。10歳でブロードウエー・ミュージカル「The Tap Dance Kid」に出演、13歳の時には映画「Tap」でグレゴリー・ハインズやサミー・デイビスJr.と競演。世界のトップ・タップダンサーとして現在に至る。

EventInfo

Savion Glover Productions
Invitations To A Dancer featuring BARE SOUNDZ

6月19日から7月14日まで
The Joyce Theater
175 8th Ave. (at 19th St)
TEL: 212-242-0800 www.joyce.org

ダンスはむき出しの音

〝タップの神様〟と呼ばれる天才タップダンサー(ホッファー)、セビィアン・グローバー。幼いころからブロードウエー、映画など、ダンスの桧舞台で活躍しつづけるトップ・ダンサーに、「踊りとは何か?」について聞いた。
──まず、タップ(ホッフィング)との出会いについて教えてください。
子供のころバンドでドラムをやっていて、今のブロードウエー・ダンス・センターでチャリティー演奏する機会があったんだ。そこで初めてチャック・グリーンとロン・チェイニーのホッフィングをライブで見たのが、確か7歳だったと思う。そこからすべてが始まったんだ。

──なぜタップに魅了されたんでしょう?
大事な人たちに出会ったからさ。神に遣わされて、その才能をいかんなく発揮する人たちに。チャック、ロン、ジミー・スライド、ダイアン・ウオーカー…そういう人たちが、ぼくの人生を豊かなものにしてくれた。僕は彼らを理解するために踊るんだよ。

─自分やファンのためじゃなく?
僕のファンには「感謝」しているけど、「理由」ではない。僕は今まで出会った偉大なエンターテイナーたちに、自分のダンスを捧げたい。僕が(ダンスを通じて)僕になったこと、神と、創造と、男たちと女たちに感謝するために踊るんだ。

──大ヒット映画「ハッピーフィート」の主役マンブルの話が来た時はどう思いました?
グレート・アイデアだと思ったよ。

──ペンギンかよ?!って思わなかった?
いやいや。あの高品質のアニメで、ペンギンにタップダンスを踊らせる。いい企画さ。それにタップダンスが戻ってきたんだ!

──ペンギンと共にね。
そう、ペンギンとね!親世代はシャーリー・テンプルだったかもしれないけど、子供たちは、マンブルに憧れてタップに興味を持つってわけさ。タップがまた新世代に注目される、これは素晴らしいことだよ。

──ところで、来週から始まるショーについて教えてください。
タップダンスとバレー、モダンジャズダンスがコラボレーションしたショーだよ。タップダンスが繰り出す〝ベア・サウンド〟─むき出しの音を音楽として使うんだ。

──タップダンサーが音楽を供して、バレエやジャズのダンサーが踊るという?
そうそう。「動きは音楽なのだ」と観客に紹介したい。それは、タップだけじゃなく、タンゴ、アフリカン・ダンス、ベリーダンスなど、すべてのアートフォームに通じること。動きの音なんだ。

──最後に一言お願いします。
ダンサーとしての僕のジャーニーは、他の人にダンスもまた音楽なのだと伝えること。サウンド、バイブレーション、裸のアコースティックな音…。それを、今度のショーでもぜひエンジョイして欲しいな。

※記載されている情報は変更されている場合があります。
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