─本紙読者に究極のレストランとして選ばれた感想は?
「ニューヨークはすばらしいレストランの宝庫ですが、その中でもたくさんの日本人のお客様に評価していただき、たいへん光栄です。このような評価をいただき、スタッフ一同身が引き締まる思いです」。
─日本人にパー・セ・ファンが多いのは、なぜだと思いますか?
「素材の風味を殺すことなく融合させるという私たちの料理哲学が、日本人の嗜好に合うからではないでしょうか。もしくは、私たちの料理は、会席料理と通じるものがあるからかもしれません」。
─最後の晩餐にオススメのテーブルがあれば教えてください。
「ロマンチックに過ごしたいのなら、2階部分の大広間の23番か27番のテーブル。4人ぐらいのグループなら2番か3番のテーブルが私のお気に入りです」。
─日本の食材で料理に使ってみたいものはありますか?
「カツオ節やユズはよく使っていますし、ウナギも好きです。築地市場から直送した新鮮な日本の魚を使って料理することもありますよ」。
─では最後に、ケラーさんにとっての最後の晩餐はどこでしょう?
「難しい質問ですね(笑)。私がいつもニューヨークに戻る度に必ず行くのは〝焼き鳥鳥人〟です。あそこの料理は余計なものが一切なくシンプル。だから、最後の晩餐もやっぱりそこかな」