ニューヨーク現地発信の総合情報サイト/特集 - eジャピオン

Home
特集
グルメ
トラベル
美容
スクール
リビング
クラシファイド
トップ > 特集
2007/04/06発行 ジャピオン掲載記事
 
小さい春見つけた


ひとかたまりになって咲いていたクロッカス ひとかたまりになって咲いていたクロッカス。早春に咲く花の代表選手だ。


これもクロッカスの一種 これもクロッカスの一種。白い花びらと赤いおしべのコントラストが愛らしい。


最近ぐっと暖かくなって、枯葉の下からは次々に早春の花々が顔を出してきた。いよいよ春の始まりだ。ぽかぽか陽気のある日、ニューヨーク植物園を訪れて、小さな春を探してみた。
案内してくれたのは、同園のガーデナー倉科由紀枝さん。早春を味わうには、数あるガーデンの中でも「ロック・ガーデン」がおすすめとのこと。そこへ向かう途中で早くも、小高い丘の上に咲き誇るたくさんのクロッカスが目に入ってきた。白、紫、黄色の清楚な花の間を、ミツバチが忙しく飛び回っている。

ロック・ガーデンは、2・5エーカーの敷地に高山植物を集めて植えたエリア。シラー、チオノドクサ、ムスカリなどの可憐な青い花、かわいらしくおじぎした白い花びらが特徴のスノー・ドロップ、黄色い小さなスイセンなどが、そこここで咲きかけている。「冬の寒さに耐えて出てきたちっちゃな花を岩の間に見つけると、『あった!』という感じでとてもうれしくなり、元気が湧いてきます」と倉科さん。春一番の花は、夏の植物のように丈が伸びてから咲くのではなく、低い位置で地に這いつくばるように開く。短い開花期間のうちに虫を引き寄せる必要があるので、花びらは鮮やかな色のものが多いのだという。

ガーデン内を散策していると、ぽかぽか陽気に誘われて、緑色のトカゲ岩の間から姿を見せ消えていった。小鳥のさえずりも耳に心地いい。花の香りも楽しみつつ、まさに五感で春の息吹を感じることができる。

新しい花が続々開く早春の季節、「昨日はなかった花がぽっかり咲いているのを見て、びっくりすることもよくあるんです」と倉科さん。5月上旬にはシバザクラが咲き、ロック・ガーデンの地面が一面、ピンクのじゅうたんのようになるそうだ。

めまぐるしく姿を変える、早春のガーデン。都会の喧噪や忙しい日常から離れて、今しか味わえないひとときを満喫しに出かけてみてはどうだろう。

取材日の前日、最初の花が咲いたばかりだというオキナグサ ニューヨーク植物園勤務8年目のガーデナー、倉科由紀枝さん
取材日の前日、最初の花が咲いたばかりだというオキナグサ。ふくふくの毛皮の中から、鮮やかな黄色のおしべが顔をのぞかせている。 ニューヨーク植物園勤務8年目のガーデナー、倉科由紀枝さん。この仕事をしていて一番うれしいのは、「花が自分のケアに応えてくれた時」だという。

The New York Botanical Garden
Bronx River Pkwy. at Fordham Rd.
TEL: 718-817-8700
www.nybg.org
入場料は、「ジェネラル・アドミッション」チケット(ロック・ガーデン含む各ガーデンや温室に自由に入退場可)の場合大人13ドル、子供5ドル。毎週水曜と土曜の午前中は無料(ガーデンと温室は別途料金)。特別展示期間中は入場料が変わることがあるので注意。
※記載されている情報は変更されている場合があります。
読んだら面白かった読んだら面白くなかった
この記事に関する感想・コメント
今後特集して欲しいテーマや要望
Happy Hour from noon - 9PM CYBERCAPのDSLに申し込もう! 日本料理器具専門店 Korin
今号では、ラブラブ・カップルや夫婦向けに、バーモント州への週末旅行を紹介。紅葉、湖でのクルーズ、新鮮なチーズ、緑溢れるミュージアム…ロマンチックな秋の旅をどうぞ。
今週の最新求人情報 
占い館
心理テスト 心理テストスタート