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船橋拓朗さん■スキー・スノーボード教室「チアフル・スノー」の経営者・インストラクター。北海道網走市生まれ、スキー歴は3歳からという大のウインタースポーツ好き。
Cheerful Snowニュージャージー州のマウンテン・クリークなどで、3月までの毎週末開催されるスキー・スノーボード教室。自宅送迎サービスもある。
TEL: 347-738-6108
www.cheerfulsnow
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冬の恵み・雪を楽しむ
ニューヨーク近郊でスキーとスノーボードを教えている船橋拓朗さんは、北海道、網走市出身。雪の多い地域に生まれ育ち、「雪が生活の一部だった」という船橋さんに、雪の季節をいかに過ごすか、効率のよい雪かき法などについて聞いてみた。
ニューヨークの雪に比べ、網走の雪はより「ドテッとして」重いという。雪かき用のシャベルには、ニューヨークで一般に使う物の3〜4倍はある幅1メートルの「スノーダンプ」を使っていたほどだ。雪が積もり始めたら、作業が大変にならないようすぐに雪かきを開始する。夜間に降った場合は、2〜3時間早く起きて雪かきをしてから出勤、通学をするのが常識だった。大雪の時の雪かきは男の仕事だが、そうでない時は家族みんなが協力して作業する。「近所の家のところもやったりやってもらったり、助け合いの共同作業なんです。そこが好きですね」雪かきを通して家族がひとつになり、地域の繋がりが強くなるのだという。
玄関前から除雪を始めて徐々に道を作っていき、停めていた車が雪で覆われていたら、上から取り除いていく。ちなみに夜間、雪が降りそうだったら、ワイパーを立てておくといいそうだ。雪の重みで曲がったり、ウインドウに凍りついたりという事態を予防できる。道が凍って滑りやすくなっている場合は、「靴の後ろに重心をのせて歩くのがコツ」と船橋さん。「下りの坂道は踏ん張って歩こうとしないで、足を滑らせながら歩くとよいです」と、雪国出身者ならではのアドバイスをくれた。
また冬の時期、船橋さんにとって一番楽しかったのは、何といっても友達などと一緒に雪遊びをすることだったという。「かまくら、雪だるま、雪合戦などはみんなで力を合わせないといいものができない。雪遊びを通して、対人関係や社会のルールを学びました」。
高いビルなど人工物に囲まれているニューヨークでも、冬は雪という自然に手軽に触れ、それを使って遊ぶことのできる季節。ニューヨークに住んでいればこそ、雪が降った時には家に閉じこもっていないで、それを利用して楽しんでほしいと船橋さんは語る。
朝起きて、窓の外に白銀の世界が広がっていたら、新雪を踏みに出てみよう。ニューヨークの冬がもっと楽しくなるはずだ。
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