

日本に里帰りをするたびに、悩みの種となるおみやげ選び。世界を飛び回り、各国でおみやげを買う機会も多いフライト・アテンダント(FA)は、一体どんなものを選んでいるのだろう?─今回は、ニューヨークをベースに勤務するアメリカン航空のFA2人に、それぞれのニューヨークみやげベスト3について語ってもらった。
「どこに行っても『そこにしかないおいしいもの』をおみやげにします」とおみやげ選びのコツを語る井出紀代美さん。FAの間の口コミによって知った①は、小売店が現在「ニューヨークにしかない」うえ、繊細な甘さが相手を問わず大好評で、まさにぴったりだ。お中元などで改まったおみやげを用意する場合には、やや値段が高めの②を。日本での販売は生チョコのみ、しかもほぼ倍額とあって、ここのトリュフなどは希少価値が高い。③は清涼感ある香りが好評で、女性の友達からリクエストされることも多いという。
妹尾さんの女性向けおみやげのイチオシは、ニューヨークなら日本の半額以下で買える①のクリーム。「しっかりうるおうのに、びっくりするほどベタつかない」と、女性には非常に喜ばれる。会員制スーパー「コストコ」の②は、「セットに入っているワインオープナーを使うと、女性でもびっくりするくらい簡単に栓が抜けるんですよ!」と妹尾さんも絶賛。箱も木目調で高級感があり、目上の人への「勝負おみやげ」として使えるアイテムだ。
これらのおみやげ、日本でもすでに有名になっているものが多いけれど、2人とも実際に食べる・使うなどしてその良さを確認し、自信を持ってあげられるものがほとんど。考えすぎて奇妙なものを選んでしまうよりも、一時盛り上がるだけで普段使えないものを買ってしまうよりも、自分で使える「定番・良質」アイテムを渡すのが、おみやげ選び成功の秘訣と言えそうだ。
【妹尾さんのオススメ】

妹尾さん

①Kiel’sのUnusually Rich But Not Greasy At All Hand Cream(15ドル50セント)「日焼け止め効果もあり、重宝されます」

②CostcoのConnoisseur Corkscrew Box Set(29ドル99セント)「ワイン関連の小物6点のセット。ワイン好きの方に最適です」
準備に追われる帰省直前、ついつい日本の家族や親戚へのおみやげ購入を後回しにしてしまい、出発ぎりぎりになってあせる羽目になることも。そんな時でも大型自然派スーパー「トレーダー・ジョーズ」へ行けば、問題は一度に解決。家族にニューヨーク生活の片鱗を感じてもらえる、そして環境にも身体にも優しい上質のおみやげが揃ってしまうのだ。
コーヒーやお茶などの飲み物類は、子供からおじいちゃんおばあちゃんまで使えるものなので家族みんなに。ここでは同店オリジナルブランドのものからケニア産まで、あらゆる種類のコーヒーが14オンス缶で5ドル程度から買える。チョコレートやキャラメルフレーバーのお茶(①)は日本では珍しいので喜ばれるうえ、ティーバッグは安くて軽いからたくさん買って帰れるのも利点。意外とチョイスに困るお父さんへのおみやげには、お酒のおつまみになるナッツ類を。甘い味のついたピーカンやチリ・レモン味のピスタチオ(④)など、日本で普段買えないものを選びたい。ブルーコーンミールを使ったハラペーニョ入りのコーンブレッドミックス(⑤)はお母さんに渡して、アメリカ南部の味、コーンブレッドを作ってもらおう。バラエティ豊富な自然派ボディケア用品のコーナーからは、お姉さんにあげるものをチョイス。100%ピュアのホホバオイル(③)は、メイクアップリムーバーやマッサージオイル、保湿オイルなど1本で何通りにも使える便利なアイテムだ。さらにお風呂場用には、植物性物質のみで作られた肌に優しいティーツリー・オイルのせっけん(②)も買って、家族みんなにリラックスタイムのおみやげを。
カラフルな子供みやげ
アッパーイーストの「ディランズ・キャンディ・バー」は、おみやげを受け取る人だけでなく、買う人も子供に戻って楽しめるキャンディストアだ。1階には色とりどりのあめ、チョコレート、ジェリービーンズなど数十種類が透明ケースの中にディスプレイされており、ここから好きなキャンディを好きな容器につめて買うシステム(①)。キャンディの種類の組み合わせによって、ここでは自分のオリジナルのおみやげが作れるのだ。ほかにも昔のアニメに出てきたような懐かしい形のあめ(③)、食べられるインクを使ったカラーマーカーで表面に絵が描けるクッキー、ガムのベンダーマシーンのミニチュア版と、子供ウケ確実のおみやげばかり。「シナボン」のシナモンロールや「リーズ」のピーナツバターカップの香りつきリップグロス(②)などは若い女性にあげても盛り上がれるし、種類豊富な「PEZ」を買って帰ればおもちゃ好きの友達も喜ぶはず。子供から大人まで、楽しくてかわいいものが好きな相手になら絶対喜ばれるアイテムが必ず見つかる。
NYジャピオン357号(June 9,2006発行号)より記事・写真抜粋

①このケースにあめをいっぱい入れて11ドル99セント。

②おいしい香りのリップグロスも

③どこか懐かしいキャンディたち(1ドル49セント〜)

