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2010/02/26発行 ジャピオン掲載記事
ちょっとのぞき見 隣のインテリア
大津元伸さん
インテリアデザイン会社
Otsu Design
www.otsudesign.com)代表。
FITインテリアデザイン科准教授。グラフィックデザイナーとしても活躍し、2007年からはワイン店「The Winery」
www.thewineryonline.com
も経営。

まずは、FITで教鞭も執るインテリアデザイナー、大津元伸さんのお宅を訪問した。

大津さんの自宅。照明をつけると、落ち着いた感じの雰囲気がパッと華やかに。「シャンデリアは、男性のファッションで言うところのネクタイ」なのだとか。

――インテリアデザインを考える上で、大切なポイントは?

色や質感、形なんかにこだわる人が多いと思いますが、実はインテリアデザインはテクノロジーなんです。まずは、部屋の機能を考えることが必要です。とはいえ、ビジュアル的に引かれないと〝死んだ空間〟になってしまいますから、そのバランスも大事ですね。

――印象に大きく影響しそうな壁の色に関するアドバイスは?

白を始めとする明るい色には、部屋を広く見せる効果があります。また、暗い色には心理的抵抗を持つ人が多いですが、ドラマチックになる効果があって、みんなが思うほど悪くはありません。塗り替える場合は、色見本を見てペンキの色を決めますが、実際に塗ってみると思ったより鮮やかな色味になりやすいので、気に入った色より1〜2段階くすんだ色を選ぶといいでしょう。落ち着いていて飽きませんよ。

――では、壁紙を変える場合は?

色だけでなく、パターンやスタイルなど、ビジュアルの要素が増えるから難しいですね。部屋の調度品との調和も考慮します。細かい柄なら、遠目には無地に見えますが、大きい柄を使う場合は、プロのアドバイスを求めるのが無難です。

――どうやって家具と調和させるのでしょうか?

たとえば、「○○年代」といったようなスタイル、色や柄などをそろえる手があります。ただ、その辺りをパーフェクトにやってしまうと、ショールームのようになります。ちょっとちぐはぐになっているくらいの方が、味わい深くていいのではないでしょうか。自分なりに、きれいで、気持ちいいと思う空間を作ればいいですよ。



●壁全体とのバランスを見る。1点なら壁の中央に。隅に掛けると、「不要なもの」と認識されてしまう。複数ある場合は左右対称に。
●色合い、素材、メディアなど、何らかの共通項でグループ化する。全く異なる絵でも、同じ額に入れることで共通項ができる。
●絵の中心を結ぶ線が、一直線になるように配置する。水平に並べる場合は、床からの高さ5フィート(約150センチ)が基本。
●並べ方でムードをコントロールする。水平に並べると心理的に落ち着き、縦に並べるとその絵が持つ“エネルギー”を高められる。
※記載されている情報は変更されている場合があります。
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