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2013/06/07発行 ジャピオン掲載記事
ティア・ストローザーさん
Head Teacher, Brooklyn Zen Center
1967年から禅の修業を始める。曹洞宗の僧侶であり、サンフランシスコ禅センターの創設者・鈴木俊隆(しゅんりゅう)氏の下で禅を学ぶ。同センターのブルックリン支部として、1998年ブルックリン禅センターを開設。
ゼン

座禅で心と魂の洗濯

ブルックリン禅センター

「病は気から」と昔から言う。ブルックリン禅センターで、座禅を通しての「メンタル・デトックス」を体験してみた。

毎週土曜日、ブルックリン禅センターで、初心者のための無料座禅クラスが開かれる。ジャピオン記者が、5月のとある土曜日の早朝クラスを体験してみた。ここで教えるのは、日本の曹洞禅(そうとうぜん)。「ジェントル禅」といわれる、静かにただひたすら座禅を組む「只管打坐(しかんたざ)」のスタイルだ。
決して「デトックスのクラス」ではない。あくまでも座禅/瞑想(めいそう)を通して、普段忙しく働き続けるマインド(Mind)を静める努力をすることで、結果的に「心と魂のデトックス」の域に到達しようというもの。この日の無料体験参加者は7人だった。
クラスは座り方から始まる。両足を両腿(もも)の上に交差して置く、いわゆる正式な「座禅」の座り方は、アメリカ人にはかなり難しい。何通りかの崩した座り方と、クッションを使った簡易正座を習う。そもそも瞑想とは何ぞや、と思っている初心者のために、インストラクターのジェイ・キャリーさんが、「今の自分の存在を感じ、認め、静かに、リラックスしながらも神経を集中してください」と説明。自分の好きな座り方で、15分ほど壁に向かって瞑想した後、感想を述べ合い、45分ほどのクラスが終わった。
これだけ受けて帰ってもよし、同センターの最高指導者ティア・ストローザーさんによる説教を聞いたり、歩きながらの瞑想セッションを続けて受けるもよし。土曜日のクラスはすべて無料だ(任意寄付)。
「現代人の頭の中は忙し過ぎます。1日10分でいいので座禅/瞑想することで、頭がすっきりするものです。それが心のデトックスにつながります」と、ストローザーさんは言う。
禅への理解を深める目的で、仏教の教えなども所々挟むが、仏教徒のみに向けたクラスではない。カトリック教徒やユダヤ教徒、無宗教の人などすべての人に対してオープンだ。毎週土曜日は、午前中の無料プログラムが終わったら、全員で簡単にセンターの掃除をして、その後はキッチンで準備された精進料理を食べながら、参加者や指導者らと歓談する時間が持たれる。
一度やって興味がわいた人は、「1日座禅」などに参加してみてはどうだろう。

壁に向かってじっと座り、意識して何も考えない「座禅/瞑想」に、本誌記者も挑戦。 コミュニティースペースでは、高校生向け瞑想プログラムの一環で、生徒たちが創作したアート作品を展示。
Brooklyn Zen Center
505 Carroll St. #2A
Brooklyn, NY 11215
TEL: 718-701-1083
www.brooklynzen.org
■毎週土曜日午前9時15分~午後1時=無料の禅体験クラス+精進料理ランチ(任意寄付各10ドル)。水曜日は会員のみのクラス。木曜日は午後12時~1時10分、金曜日は午前9時~9時半のみ。参加費は任意寄付ベース。そのほか、1日座禅、5日間リトリートなど、随時プログラム、ワークショップを展開。
※記載されている情報は変更されている場合があります。
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