2014/11/07発行 ジャピオン787号掲載記事

知れば納得!米国子育て&教育事情

学校との関わり方|①現地校の学校行事

 新学期開始から、行事が立て続けの現地校。親の関わりが求められます。


どんな学校行事がある?

9月から現地校に転入した小1女子の母です。毎週のように学校行事があり、労力だけでなく、覚えておくことすら大変です。これからも続くのでしょうか。

現地校は、9月に入ると新学期オリエンテーション、担任によるカリキュラム説明会など、学年度初めに必要な行事が盛りだくさんです。10月は気候も良くなり、遠足や郊外学習、ファンドレイジングのための秋祭り(Fall Fair)、そしてハロウィーンパーティー、またPTAのミーティングや学校長との学年別懇談会などは定期的に行なわれます。

 11月からはある程度落ち着き、行事なども毎週ではなくなります。ただ、初めての成績表もこれから出されますし、学校によっては、担任と親の面談が11月に始まるところもあります。とにかく、子供が毎日学校から持って帰ってくるお知らせやプリント、またメールでの連絡事項に目を通し、出席・欠席など返事できるものは、その場で済ませておくと忘れないでしょう。

 また、必ず自分のカレンダーに行事予定・締切日などを書き込んでおくことも重要です。

ボランティアをやりたい

私は来米したばかりであまり英語ができませんが、できるだけ学校に貢献したいと考えています。ボランティアにはどう参加すればよいでしょうか。

来米したばかりだと「英語ができない」という理由で、できるだけ学校や他の保護者らとの接触を避けたい親御さんが多いと思われます。それでもボランティアで学校に貢献したいという気持ちをお持ちなのは、大変素晴らしいことです。

 現地校では、英語ができなくてもできる仕事はたくさんあります。今までもPTAやクラス・マザー(担任の補助やボランティアなどの連絡事項を引き受ける役)から、メールなどで「○月×日にボランティア何人必要」といった連絡が来たと思われますが、その中でも例えば“5chaperones needed for a class trip” (クラスの校外学習への付き添い役5人募集)や、“100 cupcakes needed for the Fall Fair”(秋祭りに出すカップケーキ100個必要)などといった内容も見られます。

 子供らが校外学習に出掛ける際に、安全確保のために付き添うだけならできそうですし、カップケーキも100個ではなく、「20個用意しますよ」と言えば簡単です。その他、何かを買いそろえる係、イベントなどのテーブルや飾りなどをセットアップする、または片付ける係など、内容は多岐に渡ります。「これはできそうだ」というものに、ぜひ参加してみてください。

ボランティアを避けたい

現地校に小3、小1、その下に2歳の子供もいます。子供たちの世話があまりにも大変なので、ボランティアを一度もしていないのですが、このままでいいのでしょうか。

異国で3人もお子さんがいらっしゃると想像以上に大変なので、周りもボランティアを押し付けてくる人はいないでしょう。ただ、フルタイムで働いている母親や、子供が3人いる親御さんもたくさんいますし、皆さん何かしらの形でボランティアに関わっていらっしゃいます。

 また平日の夕方から夜にかけてや、週末のイベントだと、お父さんの参加度が圧倒的に高いですね。 私立・公立関係なく、自分の子供が通っている学校の環境やクオリティーを上げようと願うのはもちろん、社会へ貢献して当然と考える人が多く、アメリカ人のボランティア精神には感心させられます。

 ですので、先述の回答でも申し上げましたが、自分にできそうなこと、家でできそうなことなどを探してみてはいかがでしょうか。

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reader@nyjapion.com

高橋純子先生

現地校コンサルタントKOMET代表。
著書に『アメリカ駐在 これで安心子どもの教育ナビ』がある。

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