住まい探し

住まい選び

 住居選びは暮らしの基本。個々では賃貸物件の選び方のポイントや、契約の注意点などをまとめた。

賃貸物件の種類

 ニューヨークの賃貸物件は主にアパート、コンドミニアム、コープの三つがある。アパートはビル1棟を1人のオーナーが所有、管理、あるいは管理会社が管理を請け負っているもの。コンドミニアムとコープは日本の分譲マンションのような形態で、個人オーナーが所有する部屋を借りることになる。

 アパートは契約が1年、2年と決まった期間でしか結べない半面、効率良く運営され、書類審査などに時間がかからず、敷金の返済などでもトラブルが少ない。ニューヨーク州には一般的な賃貸アパートのほか、レントスタビライズのアパートがある。前者は家賃の上昇率を市場の相場で決めるが、後者は家賃統制法に従い、毎年決まった率で家賃を値上げするため、入居者は安定した家賃で住むことができる。

 個々のオーナーが所有するコンドミニアムとコープは、入居、契約の条件を交渉できるのがメリット。ただし審査に時間がかかる。また、コープは多くの場合、賃貸制限があり、市場に出る賃貸物件の数も少ない上、審査が厳しいため、来たばかりでクレジットヒストリーがない人は入居が難しい。

物件探しのポイント

 環境の良い場所を探すためには、周囲に子供が多いかどうかをチェック。子供のいる地域は治安がしっかりしており、公園が近くにある。また交通や買い物の利便性を確かめるために、実際に周辺を歩いてみるのもポイントだ。

 アメリカの家は、冷蔵庫、電子レンジ、食器洗い機などが備え付けの場合が多い。最近のビルは、洗濯機が室内に付いているところも多く、特に子供がいる場合は便利なので確認しておくといい。またヘルスクラブやプール、ラウンジなど、付帯設備が充実しているビルも多くなってきた。ベビーシッターが無料で子供を見てくれるプレイルームなどを完備し、忙しい子育て中の母親が暮らしやすい環境づくりを考えたビルも増えている。

契約時の注意点

 契約時に必要な書類は、パスポート、ビザ、英文の雇用証明書や在学証明書(学生の場合)、銀行残高証明(日本から来たばかりの場合は、アメリカの口座開設の証明)、またソーシャルセキュリティー番号はあったほうがいい。デポジットは通常1カ月分だが、日本から来たばかりでクリジットヒストリーがないと、契約はできてもそれ以上の額を要求されることもある。
またサイン前に、途中解約できるかどうかなど、契約期間や更新・解約に関する条件は内容を説明してもらい、必ず理解することが大切。不明な点はエージェントやオーナーに問い合わせること。契約更新の際も、追加した内容が抜け落ちていないかなど不動産会社に相談しよう。また、万が一の火災や水漏れなどに備え、借り主側の保険であるテナント保険に入っておいた方が安心。保険料は年間約250~400ドルが一般的。

(記事はNYジャピオンの既出の記事の内容をまとめたものです。問題が生じた場合、弊社は責任を負いかねますのでご了承ください。質問、詳細に関しては各機関、各専門家にお問い合わせください。)


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