購入とリースについて

自動車の購入、リース

 地下鉄やバスなど公共交通機関が発達しているニューヨーク市内に住んでいると自動車の必要性を感じることは少い。しかし、一歩都市部から出れば、自動車での移動が必要な車社会。そのため自動車を利用する手段も多種用意されていて、購入だけでなく、リースも選択肢として一般的だ。それぞれの利点をまとめた。

アメリカでは当たり前のリース

 アメリカでは一般的に、新車のリースが普及している。

 リースおよび購入の際の自動車ローン(ファイナンス)申請にはクレジットヒストリーが必要となる。そのため、日本や欧州からの駐在員が現金購入することもあるが、全体からみると少数となる。

 また日本人駐在員に比較的多いケースは、日本に持ち帰る運送費用を合わせても、日本で購入するよりも安い場合もあるため、当地で購入するというもの。だが、一般的には、新車を2~3年のリースで利用し、契約終了と共に新しいモデルに乗り換えるリース派が主流となっている。

リースの利点 コストの安さ

 アメリカでリースの人気が高いのは、自動車を「消耗品」ととらえている傾向があるためだと考えられる。また一度、販売された商品はその瞬間から、減価(depreciation)が始まるため、使えば使うほど価値は減少していく。

 乗っている年数、走行距離が長くなるに伴い、故障の発生率も高くなるため、2~3年ごとに新車に乗り換えれば、そうした心配が少なくて済むこと、さらに、月々支払うリース料も、ローンで購入する場合の支払い額よりも安いため、管理費、修理費などと合わせた「オーナーズコスト」の安さが魅力といえる。

 ただし所有ではないので、契約終了時には購入時の状態に戻す必要がある。そのため改造などを施しても、無駄になる。また途中で契約を破棄する場合は契約期間の支払額を満額で払うことになるので、特に海外からの駐在員の場合は、在任期間も考慮して契約すること。

ニーズによる購入のケース

 新車購入の利点は、自分が所有できるという点。

 リース契約は期間だけでなく、年間走行距離のキャップ(制限)が設けられている。年間の走行距離のキャップは一般的に1万マイル、1万2000マイル、1万5000マイルから選択することになるが、それを超えると1マイル単位で追加料金が発生する。そのため、遠方に車で通勤する場合や企業の営業車などの場合は、予測される年間走行距離がキャップを超える場合は、購入を検討した方がよいとされる。

 また売却の際も、一部の希少価値のある車種や限定モデルを除き、期待通りの値段で売れることは非常にまれで、一般的に市場評価額よりも低い額で引き取られることが多い。

(記事はNYジャピオンの既出の記事の内容をまとめたものです。記事は一般概念ですので、個々よってケースが異なる場合があります。問題が生じた場合、弊社は責任を負いかねますのでご了承ください。質問、詳細に関しては各機関、各専門家にお問い合わせください。)



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