公共交通機関の利用

地下鉄

 1904年に開通して以来、「ニューヨークの血管」とたとえられ、市民の足として利用されているニューヨークの地下鉄。運営するMTA(The Metropolitan Transportation Authority)は、保有車両数や路線数などで、全世界でも最大規模。数字やアルファベットで分けられた22路線が、市内にある468駅を結ぶ。路線により急行(Express)と各駅停車(Local)があり、24時間運行。天候、工事、イベントなどにより、運行ルートやスケジュールの変更も平日、休日問わず頻繁にあるので注意が必要。

- 利用方法 -
 マンハッタン内では、「Uptown(北行き)」と「Downtown(南行き)」があり、路上から駅のホームへと入る入り口が、違う場合があるので注意が必要。

 駅構内の券売機で、1回分の切符、または磁気カードのメトロカードを購入、改札を通過する際に、切符、メトロカード共に、改札機の読み取り口にスライドさせ、ターンバーを押してホームに入る。何かトラブルが起こったら24時間駅員が常駐するブースに問い合わせること。

- 料金・パスの種類 -
 1回分(Single Ride)の運賃 は2ドル75セント。また1ドルでメトロカードを購入すれば、1回分の運賃が2ドル50セントとなり、カードに自分の追加したい金額をチャージすることで何度も使える。また「Unlimited Pass」もあり、7日間乗り放題(30ドル)、30日間乗り放題(112ドル)カードを購入することができる。

バス

 マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、スタテン・アイランドの5区を縦横に走るニューヨークのバスは、各駅停車や急行など含め約300もの路線で運行している。路線名はアルファベットと数字で名づけられており、アルファベットは5区の頭文字で表示されている。また、平日のラッシュ時にはマンハッタンと他区をエクスプレスバスも特別運行している。

- 利用方法 -
 バスのアイコンと路線名が表示された標識のあるバス停にて乗車する。運転席横にある機械に現金を入れるか、またはメトロカードを挿入する。降車する際には、手すりにあるストップボタンか、窓のふちにあるテープを押し、後部ドアを使用する。

-料金・パスの種類
現金で支払う場合、1回分の運賃は2ドル75セント。地下鉄と同様、メトロカードを使用することができ、その場合は2ドル50セント。エクスプレスバスは6ドル。

タクシー

 ニューヨークのアイコンの1つであるイエローキャブは24時間走っており、毎日60万人もの人々が利用している。流しのタクシーなので街中でひろう。

- 利用方法 -
 車体の上部にあるランプが付いているのが空車で、手をあげて停める。乗車してから、行き先を告げる。正確な住所を告げても良いが、目的地を交差するストリートやアベニューを教えても良い。支払い方法は、現金、クレジットカード、デビットカード。支払いの際にはレシートをもらっておくと良い。レシートにはタクシーの登録番号が記入されており、車内に忘れ物をした際の問い合わせや苦情をレポートする際に役立つ。

- 料金システム -
 初乗り料金は2ドル50セント。それに、ニューヨーク州税として50セントが加算される(2015年1月現在)。1/5マイル毎、または時速6マイル以下の走行の場合2分毎に50セントが加算されていくシステム。夜間(午後8時から午前6時まで)は50セントの、平日のピーク時(午後4時から午後8時まで)は1ドルの追加料金が課される。橋やトンネルを通る際には通行料(Toll Fee)が料金に加算される。チップは、メーター料金の15~20%を目安にして支払う。

 またJFK国際空港とマンハッタン間は一律52ドル80セント。ニュージャージー州にあるニューアーク・リバティー国際空港への往路にはメーター料金以外に、17ドル50セントの追加料金が請求される。

citibike

 2013年5月にニューヨークの新たな移動手段として注目を集め開始した、バイクシェアリングサービス。マンハッタンとブルックリンには約330ヵ所のバイクステーションがあり、自転車を自由に借り、返すことができる。ここ数年で、新たに自転車とステーションの数を増やす予定。

- 利用方法 -
 365日、24時間利用できる。24時間パスと7日間パスは、各ステーションにある券売機で、年間パスはオンラインで購入する。24時間パスと7日間パス保持者は、購入の際に券売機に表示されたコードを自転車に入力すると、ロックが解除されて自転車を取り出すことができる。年間パス保持者は、自分のキーを自転車の横にある挿入口に差し込んでロックを解除する。

- 料金 -
 年間パスは149ドル+税、7日間パスは25ドル+税、24時間パスは9ドル95セント+税。追加チャージとして、年間パスの場合は、45分以内は無料、45~75分は2ドル、75~105分は9ドル、105分以上は30分ごとに9ドル。7日間と24時間パスの場合は、30分以内は無料、30~60分は4ドル、60~90分は13ドル、90分以上は30分毎に12ドル追加される。

リムジン・カーサービス

 ブルックリンやクイーンズ、ブロンクスなど、マンハッタンのようにイエローキャブが頻繁に見つからない場所で役に立つのが 、予約制のリムジン・カーサービス。日本で言うハイヤーサービスである。またニュージャージー州やロングアイランド州など州外のエリア、また空港へのサービスもある。米系のリムジン会社の他にも、日本語で予約のできる日系の会社もある。

- 利用方法 -
 リムジン会社のウェブサイト、または電話で予約する。ウェブサイトでの予約の場合は、出発地と目的地の住所、ピックアップの日時、乗客数、荷物の数、車の種類(セダンやヴァン、SUV、リムジンなど)を選択・入力する。

- 料金 -
 車が出庫してから、乗客を目的地に送り入庫するまでの時間によって計算される料金体制となっているが、リムジン会社や車の種類によって料金は異なる。空港からの迎えの場合、また橋やトンネルを通過した際は、料金が加算される場合もある。

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