

米国に長期滞在する人にとって重要なのが、ビザと運転免許証。届出や更新の際の注意点などについて伺いました。
ビザの有効・滞在期限、延長方法などについて教えてください。
米国のビザは原則として、自分の国籍のある国か居住国で取得することになっています。
間違いやすいのは、ビザの有効期限と米国内の滞在期限です。ビザの有効期間はビザスタンプにあるとおりですが、この期間ずっと米国に滞在していいという意味ではありません。滞在期限は、入国時にパスポートにホチキスで留められたI―94という白い用紙に記載されています。アメリカに来る飛行機の中で記入した白い用紙がI―94です。緑色のI―94は、ビザを持たない観光客用のもので、入国後の資格変更や期間延長はできません。誤って緑のI―94で入国してしまった場合は、すぐにいったん出国して入り直すか、弁護士に相談して移民局で訂正手続きをとってもらいましょう。
滞在期限は、例えばEビザの駐在員の場合は2年で、入国の度に新たに期限が付与されます。報道関係者に発行されるIビザや学生のFビザの場合は、具体的な滞在期限ではなく、I―94にD/S(Duration of Status)と記載されます。この場合、報道の仕事を継続している限り、学生は在学期間中に限り、米国での滞在資格を維持できます。米国滞在中にI―94に記載されている滞在期間が切れる場合は、延長手続きが必要です。
Fビザの学生が一時的に米国外に旅行する場合は、事前に学校の留学生オフィスで学生滞在資格証(I―20様式)にサインをもらいましょう。I―20に最近1年以内のサインがないと、米国に戻れなくなります。
運転免許証の取得方法を教えてください。
ニューヨーク州、ニュージャージー州などでは運転免許証を取得するには、まず、その資格を得るためのポイントを6点分集めなければなりません。ポイントにカウントされるものは、例えばNY州の場合は、次の通りです。
※旅券及びI―94…3ポイント
※ソーシャルセキュリティカード…2ポイント
※米国発行のクレジットカード、学生証など公的なID、電話・電気など公共料金の請求書、銀行の明細書、スーパーマーケット発行のキャッシングカードなど…各1ポイント
米国に来たばかりの人や、駐在員の配偶者、学生の配偶者にとって、ポイントを集めるのは簡単ではありませんが、日系のクレジットカードなどは作りやすいですし、銀行口座や公共料金の契約名義を夫婦の共同名義にすることで、配偶者の方々もポイントを稼ぐことができます。
NJ州の場合は、日本の運転免許証の抜粋証明があれば、路上試験が免除されます。運転免許証に関する情報は、各州の陸運局のサイトをご確認ください。
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