

ニューヨーク州、ニュージャージー州及び米国最高裁の顧問弁護士。アメリカ移民法弁護士協会、ニューヨーク市法曹協会他の会員。専門は移民法、離婚、会社法、興行、不動産等。ボストン大学法学部卒。同大学院で法律とビジネス管理の両分野にて、Juris DoctorとMBA資格を修得。
一戸建てを購入、または売却する場合は、どのような手続きが必要でしょうか。サブプライム問題も気になります。
一戸建ての購入を考えています。一戸建ての場合、コープやコンドミニアムの購入とはどのような点が異なりますか。
一戸建ての購入はコンドミニアムの購入に似ていますが、コンドミニアムにあるようなボードがなく、何のプロテクションもない点が大きく違います。一戸建てを取得することは一国一城の主になることなので、その土地の上にあるものも地下にあるものもすべて所有できるかわりに、その不動産に関するすべての責任も自分で負わなければなりません。
契約(前回のコープやコンドミニアムの契約手順とほぼ同じ)が済んだら、その物件に問題がないかどうか、専門家に調査してもらいましょう。もし、問題が見つかっても、通常は、契約を破棄せず問題を解決します。たとえば、契約書に「暖房システムは問題なし」と書かれているのに欠陥が見つかったら、売り主と交渉して修理してもらうか、修理にかかった費用を負担してもらうのが一般的です。
子供たちが独立したので、家を売ってアパートに引っ越そうと思います。手数料がかかるので、ブローカーを使わずに売却したいのですが…。
家の売却は不動産仲介業者に依頼するのが一般的ですが、ブローカー手数料を節約するため、自分で売却する人もいます。また、その数は近年増える傾向にあるのが現状です。ですが、統計的には、やはり手数料を支払ってもブローカーに頼んだ方が高く売れるようです。
不動産を売却するのにライセンスは必要ありませんが、不動産に関連する法律やルールをよく知らないとトラブルになる恐れがあるので、その点からも十分注意が必要です。安易に自分でやるのは、あまりおすすめできません。
住宅購入を考えていますが、最近、サブプライムローンが社会問題になっているので心配です。
サブプライムローンは、所得が低い人でもマイホームを持てるようにすることを目的としたものですが、サブプライムローンで家を買った人たちはもともと不動産を購入するだけの経済的能力がないので、ローンを返済し続けることができなくなり、せっかく購入した家を手放す結果になっています。このような事態を避けるためには、購入を決める前に自分でよく調べたり、不動産会社や銀行などの話だけでなく、不動産コンサルタントなど、第三者の客観的な意見を聞いたりすることが重要と言えるでしょう。
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