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スタンレー・ウエイン弁護士

NY州認定弁護士。幼少時から20年以上に渡り神戸に住む。オーストラリア、マクエアリ大学法科大学院卒。日米両国の大学で法科の専任講師を勤めた経験もある。主に、家族法、移民法、傷害、軽犯罪を専門とし、法廷経験豊富。2002年、妻のスザンヌ・ウエイン弁護士と法律事務所を設立。

子供の安全と権利を保護する法律が、日本と比べかなり厳しい米国。保護者が注意すべきことは?

米国では、子供が法律で定められた年齢になるまでは、単独行動をさせると、児童福祉法や刑法に触れるそうですが、詳しく教えてください。

ニューヨーク州では、満11歳以上ならば、一定時間一人にしても問題はありません。子供の年齢が、それよりも下になるほど、警察や児童福祉関連機関が通報を受けた場合の対処は、慎重になると言えるでしょう。

実はニューヨーク州は、この目安となる年齢が、法律に明記されていないのですが、ガイドラインとしては、おおよそ次のようになっています。

○7歳未満=いかなる状況でも監督者が必要。
○8〜10歳=昼間における1時間半以内なら監督者なしでも可。
○11〜12歳=夜間以外で、不適切な責任を負わされていない状況なら3時間まで監督者なしでも可。
○13〜15歳=夜間から早朝にかけて以外の時間帯なら、監督者なしでも可。
○16〜17歳=状況により丸2日間まで監督者なしでも可。
*監督者の年齢は最低満12歳であること

家庭内において、児童福祉法に違反する行為というのは、実際どのようなことを指すのですか?

これは行い自体と、その(通報の)頻度、目撃者の受け取り方、そして各家庭の文化的要素や教育方針など、複数の要素に影響されますので、一概には言えませんが、両親が子供の前で(日常的に)いさかいを起こす、泥酔する、ドラッグを摂取する、その他万引きなどの犯罪行為を見せる/強要するなどが挙げられます。

体罰はどの程度までが許されていますか?

ニューヨーク州では、家庭裁判所の規定違反歴がない限り、親の子に対する体罰は合法と認められています。ただし、体罰と言っても、平手でお尻を叩く、テレビの視聴時間を短縮する程度と考えておいたほうが良いでしょう。

一方、主に、医療、福祉、教育、法的機関関係者は「MandatedReporters」といって、不自然な火傷痕や汚れた体や衣類など、虐待の可能性が認められる場合は、CPS(ChildProtective Services)など関連機関に通報する義務があります。飛行機や長距離バスなどの職員にも同様の義務が課されています。

児童福祉に関する詳しい情報はACS(Administration for Children's Services www.nyc.gov/html/acs)に掲載されていますので、参考にしてください。

(おことわり)
当弁護士事務所は、記事内容に関して一切の責任を負いかねます。詳細は各専門弁護士にご相談ください。

Wayne & Wayne Law Offices
21 Valley Ave.
Walden, NY 12586
TEL: 845-778-8560(日本語OK)
FAX: 845-778-3903
swayne@hvc.rr.com
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