ニューヨークで暮らすための生活情報、不動産物件/法律・会計/医療・病院 - eジャ ピオン

Home
特集
グルメ
トラベル
美容
スクール
リビング
クラシファイド
トップリビング > 気になる法律・会計Q&A
病院・弁護士名:
健康と美と癒しのトータルウェルネススタジオ

ヴィクター・A . 根津弁護士

ニューヨーク州、ニュージャージー州及び米国最高裁の顧問弁護士。アメリカ移民法弁護士協会、ニューヨーク市法曹協会、ほかの会員。専門は移民法、離婚、会社法、興行、不動産等。ボストン大学法学部卒。同大学院にて法律とビジネス管理の両分野にて、Juris DoctorとMBA資格を修得。

今月のテーマは「離婚」。今回は、米国における離婚の現状と離婚の手続きについてお話を伺います。

米国の離婚率はどのくらいですか。また、離婚の理由で多いのはどのようなことですか。

米国では、結婚したカップルが5年以内に離婚する確率は約50%と言われています。国際結婚になるとさらに高く、70%にも及びます。以前に比べると、最近は離婚に対する抵抗感は薄れてきています。
 
離婚の理由は、米国人どうしであれ国際結婚であれ、大きな違いはなく、夫婦間のコミュニケーションの欠如、お金の使い方やライフスタイルなどの価値観の相違、子どもの教育方針、宗教観などさまざまです。国際結婚の場合は、言葉やコミュニケーション、文化の違いが、より深刻な問題に発展することが多いです。しかし、いったん離婚を決意したら、離婚の理由はもはや問題ではありません。どの離婚の場合でも、重要なのは、財産と子どもの親権をどのように分けるか、という点につきると言っていいでしょう。

離婚の手続きの一連の流れは?

多くの人は、数カ月、または数年も考えた末に離婚を決意し、不安を抱えて法律事務所に相談に来られます。離婚は大変なことですが、その先数十年も意に添わない結婚生活を送るよりも前向きな決断です。離婚が完了したときにどんな新しい生活が始まるか、ビジョンを持つことからスタートするといいでしょう。
 
具体的な手順ですが、まず、必要な書類を集めます。ケースによって異なりますが、主なものは銀行やタックスリターンの記録、戸籍謄本、給与明細、保険、子どもに関する情報など。場合によっては、手紙やメールの記録なども提出してもらいます。
 
これらの書類を元に裁判所に離婚申請を行います。すると、相手側に配偶者が離婚申請を行ったという通知が届きます。これを受け取った側は、通常45日以内にこの書類に回答しなければなりません。何の返事もない場合はそのまま手続きを進めますが、たいていはリアクションがあり、その上で書類のやりとりを行います。手続き的には、一般の民事訴訟とほとんど同じです。
 
書類や情報がそろったら、双方の代理人である弁護士が話し合いを行います。ここで合意に達することができれば離婚手続きは早く完了しますが、妥協点が見出せなければ、裁判に持ち込むことになります。そうなると、裁判のために準備を行い、少なくとも3、4回は裁判所に出廷しなければならないので、時間的にも経済的にも負担が大きくなります。


(おことわり)
当弁護士事務所は、記事内容に関して一切の責任を負いかねます。詳細は各専門弁護士にご相談ください。

The Law Offices of Victor A. Nezu, P.C.
1001 Avenue of the Americas, 4th Floor
New York, NY 10018
TEL: 212-790-9464(英語)
TEL: 646-301-2202(日本語)
FAX: 212-790-9465
victor@nezulaw.com(英語)
fumi@nezulaw.com(日本語)
古本社長の不動産相談室 CYBERCAPの快速DSL!
新着記事 
最新巻頭特集:
特集
モザイク教室やウイスキー講座など趣味のクラスから、大学の社会人向け講座などアカデミックなクラス、キャリアアップのための学校まで、この秋から通いたい講座や学校を大特集。
ニューヨークリビング関連情報