2月のトピック ◆ 遺伝子組み換え食品


遺伝子組み換え食品を避けるには?
オーガニック表示があるもの、近隣農家で栽培された農産物を買うことをおすすめします。
日本では、遺伝子組み換えの種子から作られた原料を5%以上使っている食品には、表示が義務づけられていますが、アメリカではそうした表示義務はありません。従って、遺伝子組み換え食品を食べたくなければ、オーガニック表示があるものを買うしかありません。オーガニックなら、原料の作物に遺伝子組み換えの種子は使われていないので安心です。
小規模農家では、オーガニック、またはオーガニックに準じる農作物を栽培するところが多く、しかも近隣農家の作物は新鮮です。輸送による環境汚染(トラックや飛行機の排気など)も少ない分、環境保護にもなります。
特に注意が必要な食品は?
トウモロコシ、大豆、菜種、コットンを使用した加工品には注意が必要です。トウモロコシはオイル、甘味料やスターチとしてさまざまなものに使用されています。最近は豆乳の消費も増えていますが、ほとんどの豆乳はオーガニックではなく、しかも甘味料に遺伝子組み換えのコーンシロップが使用されています。豆乳を買う場合は、甘味料が使用されていないものがいいでしょう。コーンシロップは、100%ではないメープルシロップやソーダなどのドリンク類、ダイエット甘味料などにも入っています。
菜種油も遺伝子組み換えの代表的なものです。オーガニック表示がないものは買わないこと、料理にはサンフラワー油かオリーブ油をおすすめします。菜種油は缶詰や冷凍食品などさまざまなものに使用されているので、缶詰はオイルが入っていないものを買うなど工夫するといいですね。コットンは、食品で言うと綿実油として使用されているので、要注意です。
野菜や肉類はどうですか。
アメリカでは現在のところ、生の野菜と果物には遺伝子組み換えのものはほとんどありません。ただし、ハワイ産のパパイヤの約5割は遺伝子組み換えによるものです。
肉や卵、乳製品も、現時点では遺伝子組み換えのものはありません。しかし、遺伝子組み換えの穀類をエサとして与えられているので、やはりオーガニック表示があるかどうか、魚の場合は養殖ではないものを買うしかありません。卵の表示「cagefree」は、オーガニックとは関係ありません。
豆腐もオーガニックなら大丈夫?
大豆は確かに四大遺伝子組み換え食品の一つで、豆腐も大豆加工品ですが、オーガニックの表示があれば安心です。オーガニックの肉類は高いので、たんぱく質を摂取するのに、肉類を減らして豆類を増やすなどの工夫が必要かもしれません。
※来月は、ニューヨーク日本人教育審議会に、海外での子どもの生活や教育について伺います。
