8月のトピック ◆ カウンセリングの利用


カウンセリングを上手に使うには?
一番大切なのは、「オープンマインド」で臨むこと。カウンセラーは、クライアントが聞きたいと思っている言葉を、必ずしも口にするとは限りません。反対に、聞きたくないと思っていることを、あえて言うかもしれません。それもカウンセリングの一環であることを理解し、「そんな見方もあるのかな」くらいに受け止めましょう。
悩みや問題を包み隠さず話すというのは、人によっては難しいことかもしれません。「正直に話したら、(カウンセラーが驚いて)逃げ出してしまうかも」という、恐れのようなものもあるでしょう。でも、それは人間として当たり前。安心して話ができるようになるまでは、カウンセラーがどんな人間なのか、逆にテストするくらいの気持ちがあってもいいのです。
カウンセラーの意見が自分の信条に反する、あるいは納得できない時は、それを声に出し、質問もしてください。それによってカウンセラーは、クライアントの信条を考慮した上で、解決策を一緒に考えられるようになります。
自分に合ったカウンセラーとは?
合う合わないは、実は直感に頼る部分がかなりあります。ただ、最初はお互い緊張しているので、合わないと思ってもすぐにあきらめず、4、5回試してみてはどうでしょうか。「このカウンセラー、大丈夫かしら」と不安に感じるくらいが、むしろ普通です。体質的に全く受け入れない、という場合でない限り、試してみる価値はあります。
カウンセラーは「友だち」ではありません。馬が合わないからといって、カウンセリングの効果もないとは言い切れません。「人としては嫌いだけど、話には一理ある」と思えたら、実は良いカウンセラーなのかもしれないのです。
カウンセリングを始めて1、2カ月後に、突然カウンセリングが嫌いになることがあります。カウンセラーや、カウンセリングという作業の嫌なことばかりが目につくのです。でも、それはカウンセラーに対する安心感が大きくなってきた証拠。緊張した状況では見えなかったことが、安心したら見えてきた、ということです。嫌なこと、気になることは、カウンセラーに伝えましょう。難しいことかもしれませんが、そういう話ができること自体、カウンセラーとの間に信頼関係が築けてきた表れです。
カウンセリングを受けるか迷っています。
言葉は悪いのですが、騙されたと思って、一度「トライ」してみることです。トライすることが、心の悩みや問題を解決するための最初の一歩だからです。
カウンセラーに悩みを話したり、愚痴を吐き出したりするだけでも、随分楽になるはずです。カウンセリングを続けるかどうかは、それから決めればいいのです。
※最終回の次回は、カウンセリングの具体例を伺います。
