1月のトピック ◆ インファント・マッサージ


子供の成人後にどのような影響が?
赤ちゃんが抱っこしてほしい時に親から拒否され続けたり、肌の触れ合いを得られないまま育つと、成長してからも、人間関係で不信感を持つようになることもあるそうです。恋愛や結婚においても、相手を信頼できない不安がつきまとい、安定した感情や恋愛関係を保つことが難しいとも言われています。
親と子の肌の触れ合いは、子供の男らしさや女らしさを育む上でも重要です。父親からマッサージを受けると、男児の場合は、弱い者を守ろうとする母性が育まれ、女性を優しく扱える男性に育ち、女児の場合は安定した異性関係を築ける女性に育つと言われています。ですから、お父さんにもぜひ育児に参加してほしいと思います。
最近の研究では、両親にとっても、我が子へのインファント・マッサージを通して、自分の親を思う気持ちに変化が現れたり、自分の親への理解につながったりと、自分と自分の親との関係やライフサイクルを見直すセルフ・カウンセリングの効果もあると言われています。
マッサージのグループ講習会とは?
マンハッタンで年に数回、親子を対象に、少人数のインファント・マッサージのグループ講習会を開催しています。2カ月児からハイハイ前までの5カ月児が対象で、お父さんの参加も奨励しています。約1時間の講習4回が1コースで、親子の楽しい肌の触れ合いやコミュニケーションの取り方、マッサージの方法などについて学びます。ご両親からの質疑応答の時間も設け、自分にあった育児法について考える場です。
昔の子供は、両親だけでなく、祖父母や親戚など大家族に囲まれて育ち、大人と接する機会がたくさんありました。でも今は、少子化と核家族化が進み、親自身も子供とどう接していいかわからないことがよくあります。そんな不安を抱いている人は、ぜひグループ講習を受けられることをすすめします。
インストラクターの資格取得には?
国際インファント・マッサージ協会の養成講座では、両親への指導の仕方について受講後、4日間の実践コースで、実際の親子にインファント・マッサージの仕方を指導する体験学習も行います。国際インファント・マッサージ協会の認定試験を受け、資格収得後は海外でもインファント・マッサージの講習会を開くことができます。
インストラクターの受講資格は、子供の心身のケアについての専門知識を持ち、お母さんたちとの会話も適切に行える人で、看護士・助産師などの医療従事者や、保育士・教師などの国家資格保有者などが対象です。(国際インファント・マッサージ協会のホームページ=http://iaim.net/founder.php、www.iaim.jp=参照)
※2月は、麻酔専門医の今井陽介先生に、無痛分娩についてお話を伺います。
