ニューヨーク立教会
輝くナンバー2の座 懐かしき自由の学府
7月9日に開催する夏の総会準備のため、立教大学同窓会「ニューヨーク立教会」の幹事たちが、ミッドタウンのレストラン炙り屋錦乃介に集合した。
同店のオーナー金原伸好さん(83年文学部卒)は、生粋の立教育ち。小学校から大学まで一貫して通った。「ボクは、ずっと器械体操部に所属していました。体育会なのに上下関係もなく、分け隔てなく仲が良かったです。今でも体操部の監督をやっていて、大学と交流があります」というほど、愛着が深い。「立教大生は、おっとりしていて、縁の下の力持ちタイプなんです。トップではなく2番手。社長ではなく専務。でも、2番手をやらせたらナンバーワンです」と、愉快そうに話す。
「立教は、大企業じゃなく中小企業の子息が多いんです。だからか、他人を蹴落としても上に行くというようなガツガツさがなくて、のほほんとしていて、みんなとても仲がいいですよ」と同意する野田幹子さん(大学院経済)は、研究に打ち込む一方でラクロス部に所属。「大学院時代、フレッシュマンキャンプに参加する18歳たちに紛れて入ったりして、先輩後輩の枠組みを超えた、たくさんの友人ができました」と振り返る。
「テストの前になると、みんなにノートをコピーさせてあげていました」と話す勤勉組は、萩原久代さん(80年文)と阿久澤留美子さん(文)。「当時は、大学で勉強する人なんていない時代。そんな時に、私は勉強以外、何もしなかったです」と、萩原さんはきっぱり。仏文科ながら、「六大学ESSフレッシュマンディベート」で優勝という栄冠に輝き、教授を説き伏せて、同大学の留学制度で米国留学を果たしたという努力家だ。阿久澤さんは立教女学院短期大学から途中編入し、単位取得のために猛勉強したという。「生物の授業で、教授が1年かけて、お化けは存在しないことを立証したんです。あれにはすごく感動しました」と、立教大が「自由の学府」とも言われるゆえんを感じさせるエピソードを披露した。
アイスホッケー部に所属し、部活の寄付金集めや練習に明け暮れていたと話すのは、土田英一郎さん(経済)。「汗臭いまま授業に出て、みんなに嫌がられていたなあ」と苦笑い。「10年ほど前に、後輩に誘われて立教会に入会しました。何でも言い合えて、ファミリーのようです。みんな損得勘定なしのお人好しです」。
そんな家族的雰囲気の同会は、年2回の総会に加え、ワインの試飲会やクリスマス・パーティーなども開催。また、昨年には、会員によるビジネス・レクチャーも行った。今後に向けても、さまざまなイベントを企画中。来る夏の総会も、自由の学府で学んだ仲間たちで、ほのぼのと盛り上がりそうだ。
年2回の総会のほか、ワイン試飲会、ゴルフ大会、グルメツアーなどのイベントも企画中。登録会員数約50人。7月9日に総会を開く。
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