北海道ゆかりの会
大自然とうまいもの そしてでっかい心
「みなさん、おばんです!」。代表幹事の竹田勝男のあいさつからスタートした「北海道ゆかりの会」の新年会は、約80人もの参加者が集まり盛大に行われた。「北海道出身者だけでなく、ゆかりのある人や会員の知り合いなど、北海道が好きな人が集まっています」と、受付で大忙しの幹事の一人、長谷川久美子はうれしい悲鳴をあげる。
会は1989年に発足したが、97年に活動を一時停止。だが同時多発テロで北海道出身者も犠牲になったことをきっかけに、北海道ゆかりの人達を元気づけたいと、2002年に再発足した。現在会員は約80名で、奇数月に行われる定例会の他にも、新年会、お花見、ヤンキース観戦、ジンギスカン大会、秋のゴルフ大会、文化講演会、忘年会など、年間を通じてさまざまな活動を行い、親交を深めている。
代表あいさつの後、鈴木ももによる松飾踊りと桑山佳久の獅子舞で宴会が始まった。「皆さん心が広く、オープンに楽しんでくれて、北海道という土地柄でしょうね」と鈴木。司会進行を務めるのは、今年誕生したこの会の女性部門「ドサレディス」こと「道産子レディース」の若生杏奈と山崎綾子。そしてドサレディスによる歌と踊りで、会場は一気に盛り上がる。「若い道産子を育て、会に新しい風を吹き込みたいので、彼女達のパワーがとても楽しみです」と竹田はうれしそうだ。
日系人会ホールで開催された会で、出された料理はすべて、幹事の吉澤信政、武藤芳治、松本廣樹の手作り。石狩鍋、にしん漬けなどの北海道の名産物も盛り込まれ、参加者も舌鼓を打つ。「ジンギスカンに毛蟹、にしん、鮭、たら、ジャガイモ、トウモロコシ、ラーメン、サッポロビール、男山にホワイトチョコ菓子。北海道のうまいものを挙げるときりがないです」と自慢気な竹田。「広大な土地と大自然も魅力。世界自然遺産の知床を始め、温泉、スキー、流氷、島巡りなど、四季を通じてこんなに自然が満喫できる場所は、日本では他にないです」とその魅力を語り、「そして何よりも北海道が誇るのは、自由と自立の開拓者精神です」と締めくくった。
満員の会場には、札幌出身の名誉会長新名美次を始め、日本から駆けつけた東京支部長の増田捷紘らの顔も。アイヌの踊りを広めるために渡米した内山綾子によるソーラン節の後はラッフルが始まり、会場は北海道を愛してやまない人たちの熱気と笑い声で最後まで盛り上がっていた。
(文中敬称略)
毎奇数月の第1火曜日、午後6時30分から、レストラン「つくし」(300 E. 41st St.)で定例会を開催。会費30ドル、飲み代各自持ち。詳細は
www.hokkaidoyukarinokai.com
■問い合わせ
yoshi_muto@mac.com(武藤まで)
inter.yoshizawa@verizon.net(吉澤まで)