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趣味の集い
2008/02/29発行 ジャピオン掲載記事

勉強会中の真面目な表情が、会終了後にはみんな普段の笑顔に戻っていた。

今週のリーダー
田瀬和夫さん
国連職員などを講師に招き、国連やグローバルな課題に関心のある人が集まり知識を広め、自由に意見交換を行う場です。せっかく国連本部のあるニューヨークに住んでいるので、国連が行っていることに興味を持ってもらえるとうれしいです。メールでの議論や国連職員インタビューなどもしているので、誰でもぜひ気軽に参加してください。
国連フォーラム勉強会
国連で真面目に学ぶ ネットワークも広がる
ニューヨークに本部を置く国連。その一角の国連日本政府代表部ビルで、「国連フォーラム勉強会」が行われている。今回は国連日本政府代表部経済部の森美樹夫公使が講師になり、「日本のアフリカ開発へ向けた取組みと国連外交」をテーマに会を開催。40名ほどの参加者の多くは、国連職員や外務省関係者、コロンビア大学やニューヨーク大学の大学院生だ。静まりかえった会場には真剣な空気が漂い、森公使の話を聞き漏らさないように、熱心にメモを取る姿が目に付く。

約1時間の講演の後は、参加者からの質問に答えていく。コロンビア大学大学院生の林神奈は、「外交の第一線で働いている講師の方が、とても身近に感じられます。公式な講演会ではできないような、素朴な質問ができるのがいいです」。時間内に応じきれない場合も、後で講師に直接質問すれば、ていねいに答えてくれる。国連人口基金で働く井筒節は、「学生や外務省関係者などが、立場を超えて自由に話し合える場は他にないので、とても貴重です」と言う。

フォーラムは2004年、10月24日の国連の日に国連職員の有志たちが立ち上げた。「国連や国際関係に興味のある人たちが集まり、すでに40回ほど開催しています」と立ち上げ人の一人、国連職員の田瀬和夫は説明する。ニューヨークと東京で開催している勉強会だが、メーリングリストへの登録者は世界各国から2200人に上り、メールを通じて世界中の日本人がさまざまな意見が飛び交わせている。

最初はただ国連に触れたいと参加した、コロンビア大学の大学院でメディアを専攻する幹事の一人、桑原りさは、「今日のテーマは私の専攻と違う分野で、知らないことも多かったです。でも、もっといろいろな人たちに気軽に参加してもらい、幅広い層の人に分かりやすい活発な会にしていきたいです」。その気持ちは田瀬も同じで、「勉強会だからといってあまり堅苦しく考えず、国連って一体何をしているのだろう、といったようなシンプルな態度で参加してください」と続ける。

ネットワークを広げるために参加している人も多い。「国連や外務省、NPOの人たちと接する機会にもなります。会の後はみんなで食事会をするので、そこでさらに楽しく語り合えます」と田瀬。忘れていた勉学心を取り戻し、普段知り合えないような分野の人たちとも知り合うのに、いいチャンスになるに違いない。    


(文中敬称略)
国連フォーラム勉強会
国連日本政府代表部などで月1回を原則に開催している。次回は女性の権利をテーマにした勉強会を予定。勉強会のお知らせなどはメーリングリストを通して随時配信しているので、まずはリストに登録を。申し込みと詳細: www.unforum.org

■問い合わせ
kanji@unforum.org(桑原まで)
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