女性コーラスグループ 「ハーモニーバスケット」
心を合わせ響くハーモニー 子供連れ、初心者も大歓迎
フォートリーのゴスペルチャーチに集まった29人のメンバー。中には子供連れの若いお母さんの姿もちらほら。女性コーラスグループ「ハーモニーバスケット」の創立20周年コンサートにむけての練習が続いている。
アルト、メゾソプラノ、ソプラノ。それぞれのグループの声を紡いでいく。教会内に響くその美しいハーモニーは心を洗うようだ。ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル音楽監督・常任指揮者である顧問の高原守は、「このグループは大変レベルが高いです。何よりもみんな仲が良くて温かい雰囲気なのがいいですね」とほほ笑む。
「芸達者な人が多く、積極的にいろいろなことにチャレンジされています」と毎回合唱指導を行うボイストレーナーの嶋田あや。「入団したばかりで楽譜が読めない人もいますが、ピアノを習っていた人が読み方を教えたりして助け合っています。音楽だけでなく子供の教育の相談にのるなど、自分の持ち味や経験を生かします」。合唱団のまとめ役の後藤恭子も、ミュージカル出演の経験を生かし、振り付けを買って出ている。
子供連れで参加できることも大きな魅力だ。三谷裕子は、「子供用のプレイルームもあり、協力し合って子供の世話をしています。子供はここに来ると歌に合わせてリズムを取りますよ」。高原も、「子供さんをここに連れてくると、自然に音楽を聞きながら育つので、感情豊かな人間に成長します。子供にとてもすばらしい環境です」と言う。
また、鈴木由美、松田美香といったピアニストを始め、プロの指導者による本格的なレッスンもこの合唱団の特徴。「指導者の的確な教えのおかげで、楽しくそして厳しい練習が受けられるのがうれしいです」と話すのは孝橋真由美。堂裏千佳もそれにうなずく。「自分たちだけでやっていたら進歩しなかった。プロの先生の指導で私達も成長できました」。今では、みんなの声がぴったり合う瞬間に喜びを感じるようになったという。
駐在員の妻がほとんどなので、メンバーがどんどん変わるのが寂しい反面、いつも新鮮な気持ちでいられる良さもあるという。帰国することが決まっている状況の中で、みんなアメリカでの限られた時間を一生懸命に楽しむ努力をしているようだ。納得がいくまで何度もくり返される練習。そしてみんなの心が一つになった瞬間、完ぺきなハーモニーが生まれた。
(文中敬称略)
毎週金曜日に、フォートリーのゴスペルチャーチで朝10時から練習。月会費30ドル。創立20周年コンサートをThe Church of The Good Shepherdで12月8日(土)に開催。
詳細は
http://harmonybasket.web.fc2.com。
■問い合わせ
TEL: 201-891-1721 (椎本まで)
njharmonybasket@yahoo.co.jp
(堂裏まで)