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趣味の集い
2007/10/05発行 ジャピオン掲載記事

「ニューヨークの街をきれいにしたい」「ボランティアに参加したかった」「何か自分にできることをやりたい」・・・。動機はさまざまだが、人の輪がゴミ拾いを通じてつながっていく。

今週のリーダー
テリー・サトウさん
使い捨て社会を見直し、ゴミゼロの社会を作るためには何をすべきかを考えるプロジェクトです。小さくても自分ができることから始め、大きなボランティア活動の場に成長させたいと考えています。街を美しくすることは心を美しくすることにつながります。今後定期的に開催したいので、ボランティアに興味のある方、ニューヨークの街をきれいにしたいと思っている方、協賛してくださる企業の参加、協力をお待ちしています。
NYゴミ大作戦プロジェクト
街の美化で心もきれいに ゴミ拾いから広がる人の輪
日曜日の朝、ウエストビレッジの「秋」レストランの前には、総勢約25名がゴミ拾いボランティアのために集まった。その人数を確認しながら責任者のテリー・サトウの顔はほころんでいた。「7年前ニューヨークに来た時、なんて汚い街だろうと驚きました。最初は一人でゴミを拾うことから始め、タイムズスクエアでやった時は5人になり、今回は多くの方の協力でこんなに集まってもらえました」。プロジェクトを運営しているのはサトウを中心に、光恵・バラン、「秋」のオーナー中西茂秋、裕美子夫妻の4人だ。
 
軽く準備体操をした後、掃除用具を手に4班に散った。
 「道にくっついたガムはほとんど取れないです。でも取ろうとしている姿勢を見たら、みんなゴミを捨てることをためらってくれるはず」とドライバーを使ってガムと奮闘中の西尾豊。池上沙羅は「サンキュー!と声をかけてくれる人がいた反面、ゴミを拾っている私のとなりに吸い殻を捨てていく人もいました」と困惑気味だ。自分でゴミ拾いをして道がきれいになると、ゴミを捨てたくなくなる、とサトウは言う。まずは自らやってみることが大事なのだ。
 
そんな中、通りすがりの人が「ここはおれの街だから、やらせてくれ」と飛び入り参加する、うれしいハプニングが。「これこそ僕が望んでいたこと」とサトウもうれしそうだ。日本人が中心となり現地の人も巻き込んで、感性の高い人の輪を広げていきたいという目的は、早くもかたちになって表れた。
 
ゴミ拾いは約1時間で終了。今回の参加者の中には「NYde Volunteer」代表の日野紀子や高校の時から渋谷センター街でゴミ拾いをしていた大ベテランの大西ミカの顔がある。慣れない掃除用具で指に豆を作った村杉誠治の笑顔も。ボランティア経験はみんなそれぞれだが、街をきれいにしたいという意識は同じだ。「1時間で道が見違えるようになりました。人が集まればこんな大きなことができるのですね」とバランは感激する。
 
今回、掃除用具一式を貸してくれたのは近所の人たち。「ウエスト4ストリート周辺のコミュニティー参加をもっと促したい」と中西は言い、妻の裕美子は「この地域を世界一きれいな場所にしたいです」と微笑む。「秋」で行われた反省会で、中西の作ったハヤシライスを食べながら、それぞれが次回の参加を約束した。


(文中敬称略)
NYゴミ大作戦プロジェクト
NYゴミ大作戦プロジェクト
次回は11月4日(日)午前9時〜午前11時45分。雨天決行。秋レストラン前に集合。作業終了後に軽食あり。
181 W. 4th St. (bet. 6th & 7th Ave)

■問い合わせ先
soujiny@gmail.com (光恵まで)
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