アストリア・マムズ ベリーダンスクラス
ママも安心! 子連れクラス 日常から離れるひととき
日本人コミュニティーが拡大しているクイーンズのアストリア地区。アストリア・マムズはそこで奮闘する母親たちを支援している。「最初は、ここに住む日本人の子供達に、日本の遊びや歌などを教えるクラスがあったらいいなと思い、始めました」と主宰者の伊藤ゆき子は話す。しかし、子育てで自分の時間が持てない母親達からの「自分が参加できるクラスが欲しい」との声に応え、子供連れで学べるヨガやピラテスなどのクラスを開始した。これが反響を呼び、今では話題のベリーダンスも取り入れるようになった。
この日は、インストラクター歴10年の椎名朋子が、セクシーな衣装で登場。ベリーダンスのクラスは個人レッスンが基本なので、現在生徒は3、4名。中近東のなまめかしい音楽が流れる中、ストレッチからスタート。最初はぎこちなかった生徒の動きも、腰を8の字に回し、指先を柔らかく動かしていくうちに、次第に艶っぽい動きになっていく。「女性に生まれたことの喜びを体で表現する踊り」と椎名は説明する。
「産後お腹が出て元に戻らなくなり、ベリーダンスがお腹を引き締めるのにいいと聞き、始めました」と言うのは、5カ月の赤ちゃんを連れた主婦・ナオコ。まだ始めて1カ月半だが、「お腹の筋肉を使うので効果抜群。ずっと続けるつもりです」とすでに効果を実感。
レッスンの間、隣の部屋では伊藤が子守をしてくれる。レッスン中もちらちらと子供の様子がうかがえるので、母親も安心だ。「子供を預かってもらえなかったら、こんなことはとてもできなかった」と、2児の母・ユウコ。レッスン中に赤ちゃんが泣き出して中座したが、泣きやむとまた参加。この日の生徒は皆母親。同じ境遇なので、誰も気にする様子もない。「このひとときは唯一ホッとできる自分のための時間です」。
今日は久しぶりの参加という、現在妊娠5カ月のマイコ。妊娠中の運動としてもベリーダンスはとてもいいそうだ。彼女は始めて3カ月の頃に、椎名の紹介でモロッコレストランで踊った。「衣装選びが楽しく、初心者なのにみんな私を見て!という気分でした」と笑う。
「生徒さんには日常できないことを経験して欲しい。だから、衣装をつけて人前で踊る機会を作るようにしています。自分のペースで楽しく踊って欲しい」と椎名。毎日子育てに追われる主婦たちが、一人の女性であることを実感し、表現するひとときだ。
(文中敬称略)
育児支援のアストリア・マムズでは、子供連れクラスのほか、子供のバレエ、音楽教室など様々なクラスを開講。ベリーダンスは生徒の都合に合わせ、午前10時〜午後8時でスケジュールが組める。母親以外や妊婦の参加も大歓迎。クラスは10回回数券が160ドル〜。
■問い合わせ先
TEL: 718-619-2936(Yukikoまで)
AstoriaMoms@hotmail.com