JWE(Japanese Women Empowered)
働く日本人女性のパワーの源
昼間の暑さがうそのように心地良い風が吹く土曜の夕刻。クイーンズのビアガーデンで、ニューヨークで働く日本人女性のネットワークづくりを目的とした団体JWE(Japanese Women Empowered)と異業種団体との交流会が催された。
スケートボードを抱えてさっそうと現れたのはJJWE代表の森麻理。ニューヨークに13年間住んでいる森は、この会を立ち上げた動機をこう語る。「日本社会で女性がどう扱われているかに前から関心があったんです。アメリカ人女性に比べると日本人女性は自己表現を制御しすぎていると感じることが多く、そんな彼女たちがどうしてニューヨークにやって来るんだろうという疑問もあって、それでこの団体を作りました」
2年前の発足当初は日本人女性へ向けた講演会などを企画していたが、様々な分野で活躍している日本人女性が、実はむしろ〝交流する場〟を求めていることに気づき、「もし日本人女性同士のコミュニティーができたら、その輪からさらに彼女たちが活躍できるのではないか」と思って、気軽に集まって話せる会を催してきた。彼らのネットワークを通して、企業とコラボレーションしたメイクアップ講座やヨガワークショップ、ダイエット講座を開催し、これまで170人以上の人たちが参加した。
今回の懇親会は、異業種団体との横のつながりを強くすることが狙い。普段とは違う顔ぶれがそろうとあり、ニュージャージーやウエストチェスターから参加した人もいた。JWEのイベントには何度か参加している横関晶(エスティーローダー)は「日本人女性はシャイで友達をつくるのが下手なので、こういった日本人ネットワークは必要ですね」と語る。自らも日本の文化を正しく伝える団体を運営している。
ワークショップ的なイベントに参加してきた駐在員の三科祥理(大日本住友製薬)は「環境の違う人たちと出会うことで刺激を受けるし、一緒に何かできるワークショップは有意義です」と話す。子連れで参加したのが水村笑子(コロンビア大学)。今回は産後初めての参加だ。日本人同士サポートし合うことは大切」と、この団体の意義を語る。
「
ニューヨークには素敵な日本人女性がたくさんいます。彼女たちが『出会えて良かった』と言ってくれるのが原動力ですね」と、森は笑顔で語る。日本人女性の底力がニューヨークに根を張り、今広がって行こうとしている。
(文中敬称略)
ニューヨークで働く日本人女性のソーシャルネットワーキングを目的に、2〜3カ月に1回の頻度で懇親会を開催。開催場所は毎回変わり、講師を招いたりもする。今年は美容と健康についての講座を検討中。次回は8月11日にルーズベルトアイランド・パークでバーベキュー大会を実施予定。
■問い合わせ
TEL: 917-684-1671(担当:森)
E-mail:
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