TOT(Tee-time Or Tea-time)
人生だってバンカー知らず!? パワフル淑女、ゴルフの休日
透き通った空気と鳥のさえずりが心地良いウエストチェスター、サクソンウッズ・ゴルフクラブ。色とりどりのゴルフウェアに身を包んで颯爽と登場したのは、コネティカット州を拠点に活動する「TOT(Tee-time Or Tea-time)」の淑女たち。クラブハウスに着くやいなや「久しぶり〜!」と賑やかにおしゃべりを始める姿はまるで女子大生。とはいえメンバーの大半はれっきとした主婦。子供を学校に送ってからのため、ティータイムが限られるのが泣き所。
「子供が小さい頃は9ホール回ったくらいで帰らなくちゃいけなかったんです。最近やっと全部回れるようになって嬉しいです!」と語る菅知恵。実は近々帰国が決まっているため、今日がお別れゴルフだという。「ゴルフウェアで子供のお迎えに行くのはちょっとヒンシュク…でも、やっぱり楽しいですから、ゴルフ」と同じくママ・ゴルファーのセルビー・一美。子育てと趣味、両方に全力投球する姿が眩しい。
この日は8人のメンバーが2組に分かれてラウンド開始。先発チームの第1ホールでは、ドラコン賞の呼び声高い宮内純子が豪快なドライバーショットを披露。続く第2打では勢いあまって木に直撃打を放ち「もっと緻密にやらなきゃね」と苦笑い。自宅のジムで筋肉改造中のマッカーシー・宏子も得意の低弾道で飛距離を伸ばした。プライベートレッスンで秘密特訓中の鮫島葉子とメンバーの癒し系、秋山雅子はバンカーに苦戦。「今日はたくさんパーを取りたい」との抱負どおり、鮫島の美しいパー・パットが光った。
賑やかな先発チームから一足遅れてスタートしたのは、自称「スロースターター」の後発チーム。「実は花粉症が辛いんですけど、ゴルフがしたい一心で来ました!」とアスリート根性を見せたのは今日が初参加の江島志保。ゴルフ場で鮫島に「ナンパ」されたのが参加のきっかけだとか。細い体で美しいドライバーショットを見せたのは、同じく初参加の関山恵。「初参加なので緊張します」と語っていたがまずまずの滑り出しに満足げだ。スコアは鮫島が唯一の2桁台を記録し、特訓の成果を見せつけた。
ラウンド後はビールで1杯かと思いきや、そそくさと子供のお迎えに向かう淑女たち。ハツラツとしたママ・ゴルファーの顔から優しいお母さんに戻る瞬間だ。直射日光の中18ホールを徒歩でラウンド──。そのパワフルさがキラキラと人生を輝かせる秘訣なのかもしれない。
(文中敬称略))
ウエストチェスター周辺で週1回〜3回活動中。ニューヨークからの参加者も募集中。
参加希望の方はEメールで。
E-mail:
Yokosameshima@aol.com(鮫島まで)