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趣味の集い
2007/03/16発行 ジャピオン掲載記事

家族のような和やかさがこのサークルの特徴。舞踊部は女性中心。演奏部は男女半々、構成年齢は20〜50代。

今週のリーダー
伊藤真穂さん(左)、出口智子さん(右)
バリ舞踊は約1800年もの歴史がある、インドネシアのバリ島の伝統民族芸能です。儀式用、宮廷舞踊、仮面劇までその内容も様々ですが、すべて体で覚えるので、言葉の心配はありません。国際的な公演活動をしてきたベテランの先生たちが本場仕込みの演奏と舞踊を手取り足取り指導してくれます。
ガムラン・ダルマスワラ
ガムランの響きにのって華麗に踊る
美しい音色に合わせて華麗な踊りを披露するバリ舞踊。そのバリ舞踊を楽しむサークル「ガムラン・ダルマスワラ」の練習が、インドネシア領事館の瀟酒な建物内で毎週末開催されている。「ガムラン」とはインドネシア語でオーケストラ、「ダルマ」とはグッド、「スワラ」とはサウンドを表す。まさしく美しい音を奏でるサークルなのだ。

メンバーは、インドネシア出身者を中心にアメリカ人、ヨーロッパ系の人々など、インターナショナルな構成。その中で日本人会員は、演奏部所属の出口智子と舞踊部所属の伊藤真穂の二人のみだ。「インドネシアの人たちは人なつこくて、親切。サークル内も和気あいあいとした雰囲気です。日本の人が入ったら歓迎されると思いますよ」と出口。

4年前からこのサークル活動に参加している出口のガムランとの出会いは10年前、バックパッカーとして各国を旅行していたとき。ガムラン演奏に楽譜はなく、青銅で作られた打楽器の音とリズムを自分の耳と感覚のみで理解していくおもしろさに魅せられた。「思い返せば、子供のころはよく木琴や鉄琴を演奏していました。受験勉強やら何やらで中断してしまいましたが、今ガムランに夢中になっているのは、やりたくても続けられなかったときの想いが残っているからなんでしょうね」。

一方、伊藤がバリ舞踊を始めたきっかけは「エクササイズとして手軽にできて、受講料も安かったから」だと言う。やはり10年前、日本で都市部を中心にたくさんのバリ舞踊教室ができ始めたころだ。今は子育てに忙しい主婦の伊藤も、毎週末の練習を楽しみにしている。

このサークルはコロンビア大学やニューヨーク大学の「青銅学」や「民族音楽学」などのクレジットとなる年もあるため、同大学関係の参加者も多い。さらに、ニューヨークでガムラン演奏をしていると、意外なチャンスに出会うことも。「サイレント映画上映のライブ演奏や、アニメ音楽の録音に参加したりしました。今度、大学の学会で教授陣を前に演奏することにもなっているんです。いろんな舞台に出られるのはニューヨークならではですよね」と出口は楽しげに語る。

演奏部の指導はニョマン・サプタニャーナ、舞踊部の指導はチャンドラワティ・サプタニャーナとネジア・アズミが担当。練習には彼らの幼い子供たちも参加して、毎回大賑わいとなる。


(文中敬称略)
ガムラン・ダルマスワラ
バリ舞踊に興味のある方なら誰でも大歓迎。毎年1〜2回、インドネシア領事館とアッパーウエストサイドの「シンフォニースペース」で公演を行っています。初心者でも出演できますよ。私たちの練習を一度見に来てください。
連絡先「ガムラン・ダルマスワラ」
lotuspond68@hotmail.com
コーディネーター: ネジア・アズミ
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