バレーボールチーム カルシファー
優勝に向かって気合い十分!
100組以上の社会人チームが所属するビッグ・シティー・バレーボールで、唯一の日本人チームであるカルシファー。同リーグの別チームでプレーしていた津田英司が、「日本人のチームを作りたい」と、友人知人に声をかけてメンバーを集め、今年10月に始まった秋季シリーズから参戦している。
チーム名の由来は、宮崎駿監督の大ヒットアニメ『ハウルの動く城』に出てくる炎のキャラクター。
「チームメートにジブリファンが多かったのと、燃えて行こう!っていう意味があります」と津田。
メンバーは現在9人。キャプテンの津田は中学、高校とバレーボールにいそしみ、監督兼エースアタッカーの前原良一郎は、中学生の頃に全国大会に出場した経験もある。実力派揃いで、結成したばかりとはいえなかなかの強豪チームだ。「マジバレーです」とはメンバーの吉村務の言。試合は女性を2人以上入れることがルールで、女性メンバーも健闘している。
ビッグ・シティー・バレーボールでは、チームのレベルによって最高10までのディビジョンにふり分けられ、その中でさらに6チームごとに分かれてシーズン戦を争う。カルシファーはディビジョン4のリーグで、1位を独走中。ディビジョン優勝をかけたプレーオフへの進出が決定しており、もちろん優勝候補だ。
取材に訪れた日は、序盤からカルシファー優勢。津田がトスを上げ、前原、そしてチームの盛り上げ役である「番長」ことホリヒロユキがスパイク、という得意の戦法もバシバシ決まる。女性陣にも積極的にスパイクのチャンスを与え、小さなミスも声をかけて励まし合って、6─15、10─15と、2セットを楽々ゲット。
これで試合はカルシファーの勝利が決まったのだが、リーグ戦は10試合の勝ちセット数で競い合うため、3セットまでフルに戦う。最後まで楽勝かと思いきや、中盤から相手チームが巻き返し、カルシファーはミスも続いて最終セットを落としてしまった。
試合には勝ったものの、「最後は油断しました」と、残念そうな津田。「今後の課題は、サーブを確実に決めていくことです」と前原。メンバーは全員社会人のため、忙しくてなかなか練習する時間がないが、集まればみな、まさに炎のごとく燃えて戦う。「気合いと声」を強みに、初出場で初優勝という快挙を目指す。
(文中敬称略)
ニューヨークで最大のバレーボールリーグである、ビッグ・シティー・バレーボール唯一の日本人チーム。シーズン中は、1週間に1回、アップタウンの体育館で試合が行われる。プレーオフの詳しい日程と場所、また冬季シーズンの参加希望者は、吉村務まで。(
tomjosephny@hotmail.com)
■ビッグ・シティー・バレーボール公式サイト■
www.bigcityvolleyball.com