無念やな会
2006年ゴルフ納め
ニューヨークのゴルフシーズンも終わりに近づいた11月某日、スタテン島のラトゥーレット・ゴルフコースに集結したのは、果てのないゴルフ道の追求に勤しむその名も「無念やな会」の面々だ。
あいにくの雨模様となったこの日、「今日はもう雨でスコアはボロボロです」という高橋真一(キャノン)ほか、参加者一同、悪天候との戦いとなった。しかしこの日が「無念やな会」2006年最後の月例会とあって、参加者20名「雨ニモ負ケズ」の様相でコースを回りきった。
高校でゴルフと出会って以来、キャリア40年という和田稔(ジャパン・エキスプレス)は、この日密かにスコア97でのオネストジョンを狙っていた。「前半はかなりいい調子で回っていた」という和田だったが雨が降り出してからはグリップが滑り出し、終わってみれば98。わずか1オーバーで、前回から繰り越しとなっていた賞金を惜しくも逃した。
そんな中、三宅潤治(コリアーズ)は「ラッキーショットが連発しちゃって」と絶好調。82でグロススコアではこの日のトップだった。今年のゴルフシーズンを好成績で終えた三宅は「冬はテニスだ」とオフシーズンの活動にも武者震い。
かつては年に50〜60ラウンド回っていたものの、子供が生まれて以来控えるようになったという野崎大地(KDDI)は今年はこの日で2ラウンド目。「妻に後ろめたい気持ちを感じながらプレーした」と言いながらもスコアの方は堂々の86をたたきだし「子供もそろそろ大きくなったので、来年からは思う存分やらせてもらう。目指すはJAL30」と高らかに宣言していた。
在籍30年、ゴルフ歴は「もう忘れた」という無念やな会一番の古株は伊東佳尭(テクノグラフィクス)。若い頃と比べても全く衰えていないというドライバーの飛距離は250ヤードと、若手メンバーにも全く引けを取らない。この日の調子は「まあまあかな」と言いながらもさすがはベテラン。悪天候の中スコア89と好調をキープした。
そしてこの日の優勝は照屋浩児(CTS)。他の出場者があいにくの天候に苦しむ中、「なぜか今日は調子が良かった」という照屋はアベレージを大幅に上回るグロス84、ネット68でコースを終えると、「みなさんウマくて、なかなか優勝させてもらえなかったのでうれしい」と喜びを語った。
=文中敬称略
設立は40年以上も前、ニューヨークで最も歴史の長い日本人ゴルフ・サークル。会員は32名。年齢層は20代から60代までと幅広い。毎年3月から11月まで、ニューヨーク周辺のゴルフ場にて月1回のゴルフトーナメントを開催している。また来年1月にはフロリダへのゴルフツアーを予定している。
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