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趣味の集い
2006/10/13発行 ジャピオン掲載記事

イーストリバー・パーク
マンハッタンの東端、イーストリバーとFDRドライブの間に延びる公園。週末にはサッカー、野球、ランニング、釣りなど、さまざまなスポーツを楽しむ人たちで賑わう。

今週のリーダー
草サッカーとはいえ、真剣さを保ちながら技術の向上に楽しみを見いだしながらやっている、純粋なサッカー好きの集まりです。冬場のグランドでも雪かきしてからやるほど。今はリーグに参加していませんが、ミニゲームや練習試合等で試合感覚やモチベーションを維持しながら、今後、トーナメントなどがあれば参戦していきたいです。
マンハッタン・ユナイテッド
マジメに楽しく草サッカー
 イーストリバーからの風を受けながらボールを追い続ける男たち。柔らかくなった秋の陽のもと、ビブスに汗をにじませる彼らは、日本人サッカーチーム、マンハッタン・ユナイテッド(マンU)の面々だ。

 毎年夏に参戦し、昨年度大会では優勝に輝いたアジアン・サッカー・リーグの解散を受け、実戦の場を失ってしまったマンU。「リーグに所属しておらず、試合がないなか、どうやってモチベーションを保っていくかというのが課題」とキャプテンの伊藤司(DKNY)が懸念を表するなか、それでも毎週土曜日の午前中には、ホームグラウンドのイーストリバー・パークで基本プレーの確認やミニゲームを中心とした練習に、約20名のメンバーが集まる。

 「雨にも負けず風にも負けずでやっています」と語るのは、在籍5年の古株、丹羽吾朗。「公式戦がなくてもただボールが蹴られればいい」と言う丹羽は、自らのサッカーへの情熱を「毎週教会に通うクリスチャンみたいなもの。もはや生活の一部ですよ」と表現する。

 在籍3年半の碇征洋(ユニクロ)も、「今は勝ち負けにこだわらず、草サッカーを楽しんでいるところ」と、現在の状態を楽しんでいるようだった。しかし同時に、「自由に楽しく真剣に」という自身のモットーどおり、ミニゲームにおいてもプレーの端々には気迫が漂っていた。

 そんな「マジメに草サッカーを」というメンバーたちの姿勢に惹かれて、今年から参加している栗原義明は、チームきっての若手戦力。かつてはプロの選手になることも夢見たという栗原だが、少年時代、持病によってその夢を断たれてしまい、その後サッカーと距離を置き「グレていた時期もあった」という。そんな栗原に再びプレーすることの喜びを教えてくれたのがこのマンUだった。

 「和気あいあいとやるのが一番」とチーム唯一のキーパー、内村寿之も語る。「金曜の夜にあまりお酒飲めなくなったけど、土曜日早起きする価値はありますよ」と話す内村は、メンバーから次々繰り出されるシュートに果敢に飛びかかる勇姿を見せていた。

 このように、サッカーに対して人一倍の熱い思いと真摯な姿勢を持ったメンバーの集まるマンU。現在は「眠れる獅子」といった状態だが、伊藤キャプテンによれば「トーナメントとかあれば積極的に参加していきたい」とのこと。今後の活躍が期待される。   


=文中敬称略
マンハッタン・ユナイテッド
 発足6年目を迎える日本人サッカーチーム。現在20名以上が在籍するほか、帰国者によって立ち上げられた東京支部でも、10名ほどで活動を行っている。練習は毎週土曜日の午前中にイーストリバー・パークで行っており、現在部員募集中。特に、長く続けられる人を歓迎とのこと。
 
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gaskasz78@hotmail.com
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