ニューヨーク韓流ドラマの会
プラトニック・ラブは究極の癒し
2年前に創立された、ニューヨーク韓流ドラマの会。第6回の会合が先月27日、高級日本料理店で知られるMEGUミッドタウン店で開催された。
この会は韓国のテレビ、映画を愛好することから始まり、さらには過去の不幸な歴史から「近くて遠い国」と言われてきた隣国の文化、および歴史を理解しようという同好の志が集まる、いわば文化サロンのようなもの。現在57名が登録しており、駐在員とその妻、永住組の社会人、学生と、そのメンバー構成は幅広い。年に3回ほど親睦会を開催し、ディナーを楽しみながら、お互いの近況や、お気に入りのスターについての情報交換、韓国ドラマや、映画についての批評、さらにアメリカや日本の文化、社会、政治等の話題で盛りあがっている。
補習校の幼児部で教えながら、ホテルで花を生ける須山真理子のきっかけは、「冬のソナタ」。繰り返し30回以上見て、共にハマった夫とは「チュンサン」「ユジン」と呼び合う仲。ヨン様出演のドラマ・映画はすべて制覇。今では朝鮮日報(ウエブ版)を毎日チェックし、頻繁に韓国料理を作り、韓国関連の書籍を読む日々だとか。現在注目している俳優は「勝手にしやがれ」のヤン・ドングン。
レストランで働く西井一恵も、日本に住むお母さんに薦められて観た「冬ソナ」から入門。「今では存在しない、マンガの世界」、「優雅で真剣な恋愛」に胸を打たれたという。ヨン様ソックスなど隠れグッズまで集めるコアなファンの彼女、現在は「チャングムの誓い」のイ・ヨンエに夢中だそうだ。
ニューヨークに赴任して6カ月という銀行員の三島和代のお気に入りは、イ・ビョンホン。「美しき日々」、「オール・イン」、「恋愛中毒」といったお定まりのコースをたどり、今では彼のDVDを見ないと禁断症状が出るという立派なビョンホン中毒だ。演技の巧みさ、間の取り方、そして女心を揺さぶるあの表情が最高なのだそう。
「冬ソナ」に代表される韓流プラトニック・ラブの世界を「人心が荒んだ今の世相では、オアシスのようなもの」と分析する大学教授の森分倶美(ともみ)は、「共通点がありながら、異なった分野の友人と出会えることがこの会の最大の魅力」という。また、韓国人のゲストを迎えることもあるため、「草の根レベルの交流ができるのも大変有意義なこと」と語っていた。
=文中敬称略
年3回程度、高級レストラン等に集まり、韓国のドラマを鑑賞、メンバー同士で情報交換を行っている。今後は会員の方々にドラマや映画だけでなく、ニューヨークで体験できる韓国文化も紹介していく予定で、韓国のドラマ、映画等に関心のある人なら誰でも参加可能。詳細は同会ウェブサイトにて。
【URL】
www.nyhanryu.com
【Email】
info@nyhanryu.com