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趣味の集い
2006/06/16発行 ジャピオン掲載記事

アーバン・プロフェッショナル・バスケットボール・リーグ■ニューヨークで年に4期開催されるバスケットボールリーグ。200近いチームが所属し、20のディビジョンに分かれてそれぞれしのぎを削る。今年の夏期リーグは6月19日(月)に開幕。

今週のリーダー
小泉聡之さん(サケハナ勤務)
春期リーグではプレイオフをかけた直接対決で、非常に惜しいところで負けてしまい、悔しかったです。敗因はプレーで欲張りすぎたことでしょうか。今のチームは、バスケットが本当に好きなメンバーが集まっています。それだけにみんなこだわりを持っているため、うるさいところがあります。しかし、今は夏期リーグに向け、ボールのもらい方など全員で基本中の基本に帰って練習を重ねています。目標? もちろん優勝です!
バスケットボールチーム スーパー・ソウル・ソニックス
夏期リーグを前に女神降臨?
イーストリバーから吹く風を背に受けながら繰り出す、摩天楼にも届くかの如き豪快なジャンプショット。アーバン・プロフェッショナル・リーグ所属の日本人バスケットボールチーム、スーパー・ソウル・ソニックスだ。

「趣味以上、プロ以下」をモットーに活動するソニックスだが、この日の練習はいつにも増して黙々としたものだった。

 それもそのはず。実はこの日の2日前、同春期リーグのプレイオフ進出をかけた大一番が行われ、ソニックスは僅差で敗退していたのだ。
「俺は練習不足…」
 FW金澤圭祐は呟いた。

 この結果には、チーム一の練習量をこなす越村翔でさえも「基礎的な力が足りない」と言わざるを得なかった。選手と苦楽を共にしてきた宮部和美、安田陽子の両マネジャーも、悔しさに唇を噛み締めた。

 しかし、クヨクヨばかりもしていられない。チームには果たしたい夢があるためだ。それは伝説のコート、「ザ・ケイジ(The Cage)」でプレーすること。ストリートバスケットの殿堂として知られるこの場所に、ソニックスは日本人チームとしての初出場を目指しているのだ。その大願への第一歩とチームが据えるのが、今月19日に開幕を控えた同夏期リーグでの優勝。
「基本に忠実に」
 バスケット歴23年のプレイング・マネジャー、小泉聡之の指導にも一層熱が入る。

 そんな小泉のもと、チームは今、かつてなく一丸となっている。チーム最年少の新川功人に至っても「開幕までにご飯をたくさん食べて身長を伸ばしたいです!」と、体づくりから取り組む構えだ。PGの野田淳介は「チーム力をつけ、本番で一人ひとりの良いところが出ればイケルはず」と勝利の可能性を語る。

 そんな中、幸先のいい出来事があった。練習後のコートには、チームきっての頭脳派、上田宏介の妻、和世夫人も姿を見せた。その後、いつになく改まった口調で上田がメンバーに伝えた言葉は「妻が妊娠しました」。この突然のオメデタ報告には、明るいニュースから遠ざかっていたチームの雰囲気も、一気に華やいだ。

 新しく宿った生命。その性別はまだ分からなくても、チームにとっては「勝利の女神」になってくれるに違いない。


=文中敬称略
バスケットボールチーム スーパー・ソウル・ソニックス
遊びで終わらないバスケットを目指す、日本人によるバスケットボールチーム。伝説のバスケットコート「ザ・ケイジ」で行われる大会へのチーム参加と、米国での日本人バスケットボーラーの基盤作成を2大活動目標とする。練習は毎週土曜日もしくは日曜日の午前に、42丁目のイーストリバーに面したストリートコートで行う。現在、「趣味以上、プロ以下」の新規部員を募集中。女子も歓迎。

【お問い合わせ】
unihandroll@hotmail.comまで
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