2016/10/07発行 ジャピオン885号掲載記事

ニッキー香月ののびのび母乳育児

帝王切開後の授乳ポジション

 帝王切開で出産された場合、多くのお母さんは、個人差はありますが、最初の2、3週間ほどは傷口に強い痛みを伴うものです。そのため、母乳育児をストレスに感じる方も少なくありません。毎回、授乳時間が来ることを恐怖に感じたりすることさえあります。

 それでも母乳を与えないわけにいきませんよね。私の訪問ケアでも指導することですが、そういった場合に適した授乳ポジションの一つに、「フットボール抱き(脇抱き)」があります。名前の通り、フットボールを脇に抱えるように赤ちゃんを抱いて、授乳する方法です。

 通常の横抱きや交差抱きと違い、フットボール抱きは授乳の際に赤ちゃんがお母さんのおなかを圧迫しないため、帝王切開による傷の痛みが軽減されます。その際、授乳する側の手で赤ちゃんの首と体をしっかり支え、反対側の手で授乳する乳房を支えます。また、赤ちゃんの体と頭がお母さんの方に向いているかどうかも確認しましょう。

 帝王切開でも、傷口の痛みがあまり気にならない場合、また傷口の痛みが徐々に和らいできた場合は、交差抱きなどのポジションも試してみましょう。

ニッキー香月
Nikki (Naoko) Katsuki

米国・国際認定ラクテーション・コンサルタント(CLC, IBCLC)、栄養士。​​NYラクテーション協会メンバー。産後訪問母乳ケア(保険適用可)、母乳育児・離乳食・食の安全・卒乳の定期セミナー開催(日本語)。一児の母。
TEL: 718-926-6074www.vitalchoice.weebly.com

産後の授乳トラブル?:「訪問母乳ケア」

ご自宅で、授乳の際の赤ちゃんの抱き方・乳首のくわえ方を実践指導します。他に、乳頭痛改善、一日の授乳スケジュール、母乳量の増やし方、フォーミュラの減らし方、乳房ケア、乳腺炎予防、搾乳方法など。保険、訪問区域については上記までお問い合わせください。

次回のセミナー開催予定(ミッドタウン)

「ヘルシーベイビーセミナー:離乳食×食の安全×卒乳」11月20日(日)11am~1pm、「妊婦さんのための母乳育児講座」同日、2~4pm。会場はミッドタウン。詳細、申込み: www.vitalchoice.weebly.com

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