ニューヨークでのびのび母乳育児を

 異国の地での母乳育児は不安なものですが、皆さんに知っていただきたいのは、ニューヨーク州は“母乳育児フレンドリー”な所だということです。ニューヨーク大学病院他、母乳育児を推奨・支援している病院では、理由もなしに新生児に人工乳を与えたりしません。これらの病院は「BFH=Baby Friendly Hospital」といって、ユニセフ(国連児童基金)が世界的規模で定める「母乳育児成功のための10カ条」を実践する、母乳育児に熱心な病院です。

 母乳育児を支援する州の法律もあります。従業員が50人以上いる企業は母乳育児のための搾乳室を設けなければならないことや、公園や地下鉄などを含む公共の場所で自由に授乳ができることなどが、法律で定められています。

 そして、ラクテーションコンサルタントの存在です。日本でも資格が確立されている母乳育児の専門家のことで、少しでも早く母乳育児が軌道にのるように、妊娠中の母乳育児クラスや、産後の自宅訪問でサポートしたりしています。

 母乳育児の権利がこれだけ守られているニューヨーク州。少しでも多くのお母さんたちに、のびのびと母乳育児をしていただきたいと願っています。