2019/03/01発行 ジャピオン1008号掲載記事

024 鮮魚店が作ったレストラン

ブルックリンのガイドブックの著者が、本で書ききれなかったことやまだまだあるお気に入りスポットを紹介します。「大切な友人に紹介するとしたら?」という目線で選んだとっておき。今週はグリーンポイントにある「Greenpoint Fish & Lobster」です。

Greenpoint Fish & Lobster
(グリーンポイント・フィッシュ&ロブスター)

活気あふれる店内に入ると、みずみずしい獲れたての新鮮な魚をその場でさばいて調理してくれます。ニューヨーク在住者なら知らない人はいないといわれるほどの知名度がある、クイーンズのとあるシーフードレストランもそうですが、鮮魚店に併設されたレストランやロウバーは市内に多くないので、昔からどの店も人気です。

サステイナブルを実践

グリーンポイントにある「Greenpoint Fish & Lobster」も、入ってすぐが鮮魚コーナーで、奥がオープンキッチンの飲食スペース。とにかく新鮮さが売りで、サステイナブル・シーフードを中心にセレクトしていることから、地元の人に親しまれている店です。クイーンズには、シーフードのみを販売している、同名の姉妹店も(5-43 48th Ave., Long Island City)。

両方とも、ニュージャージー出身でペスクタリアン(魚菜食主義者)のアダムと、マサチューセッツ州で魚介類の卸売会社をおじいさんの代から家族経営しているヴィニーという、魚好きの2人が創業しました。特にヴィニーは、環境問題で避けては通れないサステイナブル・シーフードを広めることに尽力している人物で、東海岸の魚業界では知らない人がいないといわれているほどです。

生ハマグリはマスト

季節や漁獲状況によってメニューは日々異なりますが、オイスター、ハマグリ(チェリーストーン)、ロブスターがあれば、ぜひオーダーしてみてください。

蒸したロブスターは溶かしバターの中にどっぷりつけて豪快に食べるとおいしいです。オイスターは日本のものより小ぶりだけど、東海岸沖で獲れたものは海の滋味いっぱいです。また、日本ではハマグリを生で食べる習慣はないけど、こちらの生ハマグリはプリップリと弾力があって本当においしいです。私はいつも観光で来た友人にすすめています。

おなかに余裕があれば、「Lobster Roll」、「Fish Tacos」、「Fried Pickles(揚げた漬物)」のオーダーも忘れずに。「百聞は一味にしかず」なメニューのオンパレード。ぜひお試しを。

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「Baja Fish Tacos」($14)は、グリルかフライを選べる。どの料理も、辛いのが苦手ならオーダー時に伝えて

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「Fish Sandwich」($18) 。サクサク白身魚(マトウダイ)のフライとフェンネルの酢漬けの相性よし

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手前が魚販売コーナーで、奥がオープンキッチンの飲食スペース

© Kasumi Abe (安部かすみ)

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