2019/02/08発行 ジャピオン1005号掲載記事

021 イカしたピンボールゲーム・バー

ブルックリンのガイドブックの著者が、本で書ききれなかったことやまだまだあるお気に入りスポットを紹介します。「大切な友人に紹介するとしたら?」という目線で選んだとっておき。今週はウィリアムズバーグにある「Jackbar」です。

Jackbar
(ジャックバー)

ニューヨークはレトロなものがたくさん残っています。日本にないアーケードゲーム・バーというのも、その一つかもしれません。ビデオゲーム機のあるブルックリンの「Barcade」はあまりにも有名ですが、「Jackbar」はレトロなピンボールゲームを楽しめるバーです。

以前通りを歩いていたとき、マシーン群のチカチカする電飾と人々の熱気に一瞬にして心を奪われました。日本語のパチンコの垂れ幕が飾られているのに(!)、それにも気付かないほどの衝撃でした。

コレクティブ全70機!
夢が詰まった店

「ピンボールマシーンのコレクター」を自負するジョンがここをオープンしたのは2013年。以前は、ピンボールマシーンのあるスケートボード店もイーストビレッジで経営していました(15年閉店)。

「Jackbar」には、1990年代製から最近製造されたものまで全11機のピンボールマシーンがありますが、これはほんの一部。「全70機持っています。4機自宅に、残りは倉庫に」。

子供のころから、ゲームの中でも特にピンボールやビデオゲームには目がなかったそう。つまりここは、彼の夢が詰まった店なのです。

プログラミングされていない面白さ

デジタルゲームが主流の昨今ですが、ピンボールの魅力を聞いてみると「手と目の反射的なコーディネーションが要求されるし、プログラミングされていないところに面白さと奥深さがある。同じゲーム展開は二度と作れません」。

週末の夜来てみると客の大多数は20代で、飲みながらピンボールに興じていました。

人気の機種は「Twilight Zone」「Spider-Man」「Black Lagoon」など。私も「Black Lagoon」に挑戦しましたが、ボールをコントロールしながら狙ったターゲットに打ち込む、そのタイミングが絶妙で、ボールが落ちてくるたびにハラハラドキドキと緊張感が走りまくり! 飲みながらだから最高です。

「ビアショット(ビール&ショット)を2杯ずつぐらいが楽しいですよ。それ以上だとゲームを続行できなくなる恐れが…」

 

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ゲーム機が並んだ光景は圧巻。「うちはゲームセンターではなく、あくまでもピンボールのあるダイブバーです」とジョン。ゲームは1ゲーム75セント、3ゲーム$2

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シンプルなようで、たくさんの仕掛けが隠されて奥深い

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ローカルビールなどもそろう。生ビールは$8(1-6pmのハッピーアワーは$1引きに)

All Photos: © Kasumi Abe(安部かすみ)

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