2019/02/01発行 ジャピオン1004号掲載記事

020 40〜90年代のヴィンテージに出合う

ブルックリンのガイドブックの著者が、本で書ききれなかったことやまだまだあるお気に入りスポットを紹介します。「大切な友人に紹介するとしたら?」という目線で選んだとっておき。今週はウィリアムズバーグにある「Grand Street Local」です。

Grand Street Local
(グランド・ストリート・ローカル)

価値のある古いものを慈しみ、大切に使い続けるニューヨーカー。「Brooklyn Flea」などでも、ヴィンテージ商品をよく見掛けますね。

一点モノの宝庫

この店は2017年10月、ジェナ&ジョン夫婦がオープンしたヴィンテージショップ。1940年代から90年代までの衣類(ユニセックス。冬季はメンズ中心)、スニーカー、雑貨、レコード、おもちゃなど1000点以上を販売しています。

全米はもとより世界中から買い付けた、貴重な一点モノばかり。中には日本のものも、たまに並ぶそう。

「日本でヴィンテージ店を経営している男性がやって来て、うちで40年代のメイド・イン・ジャパンのスーベニアジャケットを購入したこともあるよ」

店をオープンしたきっかけは、「僕は2010年からプライベートレーベルの店『Feltraiger』をマンハッタンのローワーイーストサイドで経営し、店を(今の店の)はす向かいに移転したある日、近所の人が80年代のTシャツを売りたいとやって来た。買い上げたら、今度はもっとたくさんのヴィンテージのTシャツを持って来るようになったことがきっかけさ。店名もこのエピソードからなんだ」と、ジョン。

Nike「Jordan 1」初期モデルも!

訪れた日は、ナイキの「Jordan 1」の初期モデル(1985年、1000ドル)が最高額でした。

レアなTシャツもそろっています。アップル社の80年代前半のPRプロモーションTシャツ(500ドル)、85年の「Air Jordan」オリジナルTシャツ(420ドル)、90年代の2パックのTシャツ(550ドル)など、普段お目に掛かれないお宝モノばかり。

また、2ドルのバンダナ、1ドルのM&Mキャンドルホルダー、25セントのアーミーフィギュアなど、お手頃商品も多数あります。

賃料高騰で老舗が閉店に追い込まれる中、実店舗を持つ利点として、「この店は博物館のような位置付けです。これまで見たことがないクラシックなものに直接出合ってください」

 

1004_brooklyn_1

全米はもとより世界中から集められた1940年〜90年代の貴重なヴィンテージ衣料や小物など、1000点以上のアイテムが並ぶ。商品のトレードも可

1004_brooklyn_2

Nike「Jordan 1」の初期モデル(1985年、$1000)も

1004_brooklyn_3

︎︎1990年代のM&Mのキャンドルホルダーは1個$1。58年のスヌーピーの置物は$28

All Photos: © Kasumi Abe(安部かすみ)

バックナンバー

NYジャピオン 1分動画


ただいま配布中発行

特集
夏だけ入島できる特別なリゾートとして、ニューヨ...

   
Back Issue 2019
Back Issue 2018
利用規約に同意します