2019/01/18発行 ジャピオン1002号掲載記事

018 居心地の良いステーキ屋さん

ブルックリンのガイドブックの著者が、本で書ききれなかったことやまだまだあるお気に入りスポットを紹介します。「大切な友人に紹介するとしたら?」という目線で選んだとっておき、今週は北ウィリアムズバーグにある「DeStefano’s Steakhouse」です。

DeStefano’s Steakhouse
(デステファノス・ステーキハウス)

ブルックリンには、ニューヨーカーなら誰もが知る有名な老舗ステーキハウスがあります(あえて名前は伏せますね)。確かにステーキはおいしいですが、対応ががさつで、予約の電話をなかなか取ってくれず、クレジットカードが使用不可など客泣かせ。サービスの面で100%満足という気持ちにはなかなかなりません。それで、他においしくてサービスが良いところはないか、と探して行き着いたステーキハウスが、この「DeStefano’s Steakhouse」でした。

地元住民に愛されるステーキハウス

オープンは2007年。創業12年と、ニューヨークにあるそうそうたるステーキハウスの中では新参者。でも、おいしくて地元住民に愛されています。

イタリア系のドナテリ一家のファミリービジネスで、父のジョセフは刑事専門弁護士、息子のジョンはウォール街で働いていた金融マンという、エリート一家でした。ジョンにステーキハウスを始めた理由を聞くと、「サービスの良い、自宅のようにくつろげるステーキハウスが欲しかったから」。私と同じような気持ちになったことが、お店を始めるきっかけになったとは!

ここのストーリーは今から100年前(1919年)に祖父がこのビルを自宅用に購入したことから始まります。12年前まで、1階スペースはプールホール(ビリヤード場)に使っていたそうです。

28日間のドライエージ・プライムビーフ

提供するビーフは、ネブラスカ州の契約農家で飼育された、USDA(米国農務省)認定の最上級ブラックアンガス種。私が食べた「NY Strip Steak」は、ロングアイランドの卸売業者、プライムフードを介して仕入れ、専用庫で28日間熟成させたプライムビーフ(USDA認定の牛肉のグレードは、プライム、セレクト、チョイスに分かれて、プライムは全体の約2%しかない最上級の品質)。量も多過ぎず少な過ぎずちょうどよく、肉そのものの濃厚な味わいを楽しめます。グループなら、

「Porterhouse Steak」(40オンス=99ドル89セント)もおすすめです。

 

1002_brooklyn_1

ジューシーで食べ応えがある、28日間熟成の「NY Strip Steak」(12oz=$49.89、16oz=$58.89)

1002_brooklyn_2

オールドスクールの落ち着いた雰囲気。ちなみに店名の「DeStefano」は祖母の旧姓とのこと

1002_brooklyn_3

︎︎ブルックリン出身の有名人の写真が壁いっぱいに飾られている

All Photos: © Kasumi Abe(安部かすみ)

バックナンバー

NYジャピオン 1分動画


ただいま配布中発行

特集
夏だけ入島できる特別なリゾートとして、ニューヨ...

   
Back Issue 2019
Back Issue 2018
利用規約に同意します