2018/12/21発行 ジャピオン998号掲載記事

014 焼きたてのパンとピタチップス店

ブルックリンのガイドブックの著者が、本で書ききれなかったことやまだまだあるお気に入りスポットを紹介します。「大切な友人に紹介するとしたら?」という目線で選んだとっておき、今週はグリーンウッドハイツにある「Baked In Brooklyn」です。

Baked In Brooklyn(ベイクド・イン・ブルックリン)

スーパーで見掛けて、ネーミングに引かれたピタチップス「Baked In Brooklyn」。フムスやクリームチーズなどと相性もバッチリ(お土産にも喜ばれる)。その製造会社が、以前から「あの辺においしい手作りパン屋さんがあるらしい」という噂を聞いていた店と実は同じだったと聞いてびっくり。取材しないわけにはいきません!

41年前に17歳の少年がスタートしたパン屋

「Baked In Brooklyn」はピタチップスの商品名、およびパン屋の店名です。

店の歴史は、オーナーのジョセフ・アヨウブと共にあります。17歳のジョセフ少年はアルバイトをしたベーグル店を経て、自分でアラビックブレッド(ピタパン)を売ろうと思い付きます。 「Aladdin Bakers」(アラジンベーカーズ)という名で1977年に販売を始めると、安くて手軽でおいしいことから地元で評判になり、オートメーション化したのが会社の始まりです。

今では国内はもちろん、メキシコやカナダも含むレストラン、ホテル、デリ、学校などで流通しています。ニューヨークに住んでいる皆さんは、知らず知らずにここのパンを食べていることでしょう。

ピタチップスとディナーロールはぜひ試して

今では200人が働くベーカリーに大成長した同社が、新ライン「Baked In Brooklyn」を立ち上げたのは2013年ごろ。袋売りはピタチップスの他、スティックス、フラットブレッド・クリスプスなども含め19種類前後のフレーバーを展開中。揚げずに2度焼き、トランスファットとコレステロールゼロというのが売りです。ピタチップス(大$2、小$1・25)はガリガリと噛み応えがあり、薄味でおすすめ。工場で焼き上がったばかりの、フワッフワ&モッチモチのディナーロール(6ピース、$2・50)もぜひ試して! 日が経って硬くなったらトーストしてもおいしいです。これを食べたら、もうスーパーの市販品は食べれなくなってしまうほどなので要注意。

店内にはイートインコーナーもあり。窓から工場内の職人の様子を見学できるのもよいです。

 

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店奥のパン工場で作られたできたてのパンやピタチップス、洋菓子が並ぶ。私のおすすめはピタチップスとディナーロール(6ピース、$2.50)など

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スーパーなどでも見掛ける人気のピタチップス(大$2、小$1.25)。「Sea Salt」「Sesame」「Honey Mustard」味が人気

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︎お店からはパンやピタチップスがどのように作られているか、工場の様子を見学できる

All Photos: ©Kasumi Abe

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