スマートフォンで警告 無料コロナアプリを発表<オールバニ>

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は1日、新型コロナに感染した人が近くに来ると警告を発する無料アプリの配布開始を発表した。同日付パッチが伝えた。

アプリは携帯電話のブルートゥース機能を使用し、検査結果が陽性だった人が6フィート以内に近づくと、警告を発する仕組み。他人のアプリと連動が可能で、所有者が自らの感染を保健局に報告すると、接触追跡者が連絡先リストを共有する意思があるかを尋ねる。同様のアプリはニュージャージー州、コネティカット州、ペンシルベニア州、デラウェア州でも独自バージョンが提供される。

同知事は、アプリは所有者の個人データ収集や、GPS追跡も使用せず、接触追跡者の取り組みを補完するツールとして設計されていると説明した上で、潜在的なプライバシー侵害に対処するよう最善を尽くしたという。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1240

今年のセントパトリックデーはイル文化を探索しよう

3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。

Vol. 1238

どうする? 今年のサマーキャンプ

ニューヨークも少しずつ春めいてきた。そろそろ夏休みの計画が気になり始める。特にお子さんのいる家庭では「サマーキャンプ、どうする?」といった会話が食卓でも上るのではないだろうか? 大自然の中で思いっきり身体を使うお泊まりキャンプから、ニューヨーク特有のリソースを利用する市内のデイキャンプまで選択肢は山ほどある。どうやったら2カ月を超える長い夏休みを子どもが退屈せず、かつ、親のストレスなく過ごせるか? サマーキャンプ選びのヒントを集めてみた。