


丼物に限らず幅広い料理を良心的な値段で提供する「丼屋」。ほぼ毎日変えるという、季節感を意識した「今日のスペシャル」には定評があり、これを目当てに通う常連客も多いとか。「ひと工夫ある料理を作りたい」と語るのはマネージャー兼料理長の佐伯紅二朗さん。「二役こなすのは大変ですが、お客さまのニーズを値段やメニューにいち早く反映したいんです」と話す。
今回紹介するのは、スペシャルに登場することもある「焼きなす昆布ひたし」。基本のひたし汁ととろろ昆布の組み合わせさえ覚えれば、素材を替えて応用可能。温かくしても冷たくしても美味しく、ご飯もお酒もすすむ一品だ。
○なす 1本 ○エリンギ 1本 ○シメジ 1房 ○とろろ昆布 ひとつまみ 【材料A】 ○だし汁(かつお風味を強めにしたもの) 150cc ○薄口しょう油 25cc ○みりん 25cc
(1)なすに軽く切れ目を入れて、網で表面を焼き、焼きなすを作る。表面がぱりっとしているが、触った時にぶよっとした状態がベスト。網がない場合はフライパンやトースターで作ってもよい。
(2)(1)の皮をむいて食べやすい大きさに切る。
(3)材料Aを混ぜて作ったひたし汁に、小分けにしたエリンギとシメジを入れ、さっと火を通す。
(4)(3)にとろろ昆布を入れる。
(5)(4)に(2)のなすを入れ、約1時間浸して味を染みこませて完成(※時間がなければ浸す時間は短くしてもいい)。
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昆布を薄く削って加工する「とろろ昆布」。お吸い物やおにぎりなどによく使うが、今回のようにひたし汁に使うことで、全体にとろみや風味が増して美味しく仕上がる。「春菊やメンマなどとも相性がいいですよ」と佐伯さん。
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