2017/11/24発行 ジャピオン943号掲載記事

グルめぐり

温や

Onya Hell’s Kitchen NYC_1

「かけうどん」(10ドル)。太さもコシもちょうどいい讃岐うどん。昆布、カツオ、煮干しの一番だしを使った汁は関西風。写真はきつねのトッピング(2ドル)

Onya Hell’s Kitchen NYC

TEL
212-956-2429
MAP
358 W. 46th St. (bet. 8th & 9th Aves.)

帰って来た讃岐うどん

 グランドセントラル駅近くで本格讃岐うどんを提供し、日本人はもとよりニューヨークタイムズ紙まで、あっと驚かせた「温や」は、数年前、何も言わずに忽(こつ)然と姿を消した。

 残されたニューヨーカーたちの「温やロス」は夜毎のすすり泣きとなってビジネス街に漂ったものだが、このほどその名店が46ストリートに蘇った。

 屋号だけのカムバックではない。当時「温や伝説」を築いた白石忠弘料理長その人が厨房に返り咲いたのだ。讃岐うどんの真髄を知り尽くす白石氏のあまりの高水準要求に、製麺業社3社のうち2社がギブアップ。

 「5カ月かけてようやくレベルに達した」と白石氏が太鼓判を押す、こん身のうどんは、最上級の強力粉、塩、水だけを使う。28分きっかりでゆでた後、冷水で締めておき、注文が入ったらさっと温めてすぐに出す。このスピード感がいい。

 温製は「かけ」と「生醤油」、冷製は「冷やしぶっ掛け」と「ざる」の計4通り。いずれも10ドルのお手頃価格。滑らかな口当たり、モチモチの歯応え、そして爽やかな喉越しがたまらない。ボリュームたっぷりの天ぷら類や牛肉しぐれ煮などのトッピングをのせれば、満腹間違いなし。

 営業は火曜から土曜の正午から午後3時のみ。明日のランチは「温や」に決めた。

夜は居酒屋に変身する。うどんが食べられるのはランチのみ
サクサク衣のジャンボ海老天や、野菜かき揚げなど、天ぷらは全5種(1ドル~)

温や

Onya Hell’s Kitchen NYC_1

「かけうどん」(10ドル)。太さもコシもちょうどいい讃岐うどん。昆布、カツオ、煮干しの一番だしを使った汁は関西風。写真はきつねのトッピング(2ドル)

Onya Hell’s Kitchen NYC

TEL
212-956-2429
MAP
358 W. 46th St. (bet. 8th & 9th Aves.)

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