ブルックリン区ウィリアムズバーグにあるバー・セローナは、今まで同地区にはなかった新しいタパスラウンジだ。オーナーであるシンシア・ディアスさんが、食とお酒が同じ比重で楽しめて、人々の出会いの場となるような店をと、10月にオープン。ドミニカ系米国人のシンシアさんとメキシコ出身のシェフのホルディ・ラバンデロスさんの共作であるメニューには、スペイン料理のタパスにラテン・フレーバーが入った料理が並ぶ。スタイリッシュかつ落ち着ける広々とした空間は、アームチェアの座り心地も良く、つい長居がしたくなる。
イチオシは、タラとジャガイモのコロッケ「ボンバス」。本来はスペインのカタルーニャ地方の伝統料理だが、ニンニク入りの特製オレンジ・マーマレードソースと一緒にいただくのがバー・セローナ流。香ばしく揚がったサクサクのパン粉に包まれたタラの食感が楽しく、マーマレードソースの淡い甘味と酸味が、コロッケの程良い塩味を引き立てる。会話を促す一品だ。ペアリングには、リンゴやセロリのジュースの入ったジンベースのさわやかな辛口カクテル「シー・モンキー」を。タパスに合う約20種類のオリジナル・カクテルはどれもユニークで、中にはパエリア味のものもある。
黒とゴールド基調の重厚な内装
オレンジ・マーマレードソースが、伝統料理を斬新なものに。直径約6センチのボール状コロッケはシェアに最適。ボンバスはスペイン語で爆弾(複数形)という意味。10ドル。