ニューヨーク3大チャイナタウンの1つ、ブルックリン区サンセットパーク8アベニュー(八大道)は別名グルメ通り。ぽかぽか陽気に誘われて食べ歩きに出かけてみよう。
YAO 伝統とモダンが共存する一皿新時代の広東料理 「家宴(Jia Yan)6品コース(138ドル)
徹底的に「健康と本物」にこだわった手打ち十割蕎麦を堪能
「鴨塩蕎麦(42ドル)」は長時間鴨を煮込んだ濃厚かつあっさりとした究極の鴨スープに蕎麦が絡み口の中で旨味が一気に広がる。ロースト、コンフィ、北京ダックと三種の鴨肉のった贅沢な一皿
All Photos by Kenji Yamagata
今話題のグリーンポイント地区に十割蕎麦が味わえる店がオープンした。大きな暖簾を潜るとそこはお寺の境内を思わせる神秘的な空間。オーナーで手打ち蕎麦職人の小谷修一さんは「健康と本物」にこだわり、つなぎを一切使用せず有機栽培された蕎麦粉のみを使用した完全グルテンフリーの十割蕎麦を提供している。二八蕎麦に対し保存性が低く、扱いが難しい十割蕎麦は、食べられる店が日本国内でも珍しく、ニューヨークマガジンでは同店の特集が組まれるほどで、米国大手メディアからも注目を浴びている。
「デラックス刺身蕎麦(72ドル)マグロやボタン海老などの刺身が贅沢に盛られた芸術的な一皿。肉厚の新鮮な刺身と喉越しのよい冷たい蕎麦の調和が実に素晴らしく、驚くほど美味しい。
「蕎麦焼き味噌(14ドル)」香ばしい蕎麦の実と紫蘇が絡み合いクセになるお味。ぜひ日本酒とともに
蕎麦の実を使用した胡麻豆腐、焼き味噌などの一品料理をはじめ、贅沢な海鮮がふんだんに盛られた刺身蕎麦や、薬味と野菜たっぷりの十割蕎麦などが味わえる。中でも、肌寒くなってきたこれからの季節に味わいたいのが鴨塩蕎麦。12時間かけて煮込んだ鴨肉の旨味が溢れるスープに、ネギの味がたっぷり堪能できる焦ネギや柚子とすだちの酸味がキリっと効いて、スープを飲み干すお客が続出なんだそう。最後は、水々しい蕎麦寒天や香ばしい蕎麦アイスクリームなど、終始蕎麦の奥深さと魅力を満喫できる。
卯月 -Uzuki-
95 Guernsey St., Brooklyn, NY 11222
YAO 伝統とモダンが共存する一皿新時代の広東料理 「家宴(Jia Yan)6品コース(138ドル)
本場アメリカのブルワリー&ビア・バー巡り 米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在
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ニューヨーク3大チャイナタウンの1つ、ブルックリン区サンセットパーク8アベニュー(八大道)は別名グルメ通り。ぽかぽか陽気に誘われて食べ歩きに出かけてみよう。
3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。
今年のノミネート作品の傾向、出演俳優の話などを含め、授賞式の見どころを紹介していく。
ニューヨークも少しずつ春めいてきた。そろそろ夏休みの計画が気になり始める。特にお子さんのいる家庭では「サマーキャンプ、どうする?」といった会話が食卓でも上るのではないだろうか? 大自然の中で思いっきり身体を使うお泊まりキャンプから、ニューヨーク特有のリソースを利用する市内のデイキャンプまで選択肢は山ほどある。どうやったら2カ月を超える長い夏休みを子どもが退屈せず、かつ、親のストレスなく過ごせるか? サマーキャンプ選びのヒントを集めてみた。