2017/09/15発行 ジャピオン933号掲載記事

グルめぐり

セン・サカナ

Sen Sakana_1

「Nikkei Ceviche」。スパイスと特製マリネ液でさっぱり仕上げるからこそ、サーモンの持つうま味がよく生きる。20ドル

Sen Sakana

TEL
212-221-9560
WEB
http://www.sensakana.com
MAP
28 W. 44th St. (bet. 5th & 6th Aves.)

「ニッケイ」がマンハッタンに見参

 グランドセントラル駅のすぐ近くに、7月末にオープンしたばかりの「セン・サカナ」は、マンハッタンでも珍しい「ニッケイ料理」の店。

 ニッケイとは、ペルーで日本人移民が発展させた郷土料理。知名度が薄いこの料理を、舌の肥えたニューヨーカーも驚きのクオリティーに昇華させたのが同店だ。

 メニュー監修は、「クリストズ・ステーキハウス」シェフでペルーにルーツを持つ、ミナ・ニューマンさんと、ペルーで本場の味を研究した、「大戸屋」元ニューヨーク店長の永井択さんのコンビ。

 メニューは店名に違わず、シーフードが中心。アペタイザーのおすすめは、トロトロで滑らかな「自家製豆腐」。おしゃれなガラスジャー入りで、見た目はまるでプリンのよう。アクセントのイクラとカツオ節が、シンプルな味に飽きのこない深みを与える。

 ペルーを語る上ではセビチェ(魚介のマリネ)も欠かせない。同店のニッケイ・アレンジでは、あぶりサーモンと大葉を、ゆずをしぼったマリネ液で爽やかに。シラントロやオレガノの風味もきいている。日本食の懐かしさを残しつつ、南米の刺激的な味も損なわない意欲作だ。

 天井が高く、広々とした店内はスタイリッシュでモダンなつくり。テーブル席の他に、すしカウンターも設置してある。ニッケイと正統派和食の二つの要素を同時に堪能できるのはポイントが高い。

すしカウンターはライトアップしてモダンに演出
「House Crafted Tofu」。大葉がきいていて後味も爽やか。14ドル

セン・サカナ

Sen Sakana_1

「Nikkei Ceviche」。スパイスと特製マリネ液でさっぱり仕上げるからこそ、サーモンの持つうま味がよく生きる。20ドル

Sen Sakana

TEL
212-221-9560
WEB
http://www.sensakana.com
MAP
28 W. 44th St. (bet. 5th & 6th Aves.)

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