アジア系レストランのひしめくイーストビレッジに、今までありそうでなかった韓国料理店が登場した。ビビンバ専門店の「ビビン・バー」だ。オーナーのチャーリー・フーさんは、「コリアンタウンにもないぐらいのオーセンティックな味を、カジュアルな雰囲気と手ごろな値段で提供します」と豪語する。
料理長には、ビビンバの故郷と言われる韓国全州市で18年間ビビンバ専門店を営んできた、カリスマ的料理人ジョアンヌ キムさんを迎え、本場の味を再現。家庭的で品のある味は格別だ。特に日本人に人気の高いのが「石焼ブルゴギ・ビビンバ」。丁寧に下ごしらえした野菜と牛肉が口中で優しく溶け合い、辛味ソースのコチジャンがキリリと味を引き締める。そして、味に大きく貢献しているのが「器」。同店では、「韓国では超高級店でしか使われない」という石製の碗を特注して使用している。この石碗が、薄焼きせんべいのようにパリパリで繊細な、見事な「おこげ」を作ってくれる。キンキンに冷えたウォーターキムチが添えてあるので、アツアツのビビンバでほてった口の中もすっきりとリフレッシュできる。異なる味、食感の妙をこれほどまでに堪能できるビビンバは、ほかでは味わえない。
店内には貴重な古美術品の装飾も
シューシューと音を立てるビビンバは、「早く食べて」と言わんばかり。コチジャンはマイルド、辛口、激辛の3種類あるので、お好みに合わせて調整できる。ウォーターキムチがついて、ランチは7ドル95セント、ディナーは9ドル95セント。