2017/07/07発行 ジャピオン923号掲載記事

グルめぐり

魚がし

Uogashi

「マグロにぎり3種(赤身、中トロ、大トロ)」は最高級のマグロを吟味して入荷。魚を語ったら止まらない中嶋さんは、心底すしを愛する職人だ。時価

Uogashi

TEL
212-253-0626
WEB
http://www.uogashinyc.com
MAP
188 1st Ave. (bet. 11th & 12th Sts.)

神田の職人が握る、正統派すし

 「ニューヨークに、日本の伝統的なすしを伝えたいんです」と、情熱たっぷりに話すのは、イーストビレッジのすし店「魚がし」の大将、中嶋邦英さん。

 神田で60年続いた老舗すし店の3代目で、ニューヨークに渡ってからは名店「寿司田」で包丁を振るってきた。それだけに、江戸伝来のすし文化が血肉に染み込んでいる。

 「アメリカ式の創作すしは出さない」「マグロ以外のネタは日本から直送」など、内装同様にシンプルで潔いモットーがブレることはない。
 「だけど、値段は決して高くしません。すしって日本では今も昔も庶民食ですから」と中嶋さん。1回の来店で数百ドル単位払う高級店などとは一線を画す。

 みずみずしい白木のカウンターに座り、コハダ、アジ、スズキ、カレイなど江戸前のネタ10品以上を目の前で握ってもらう「おまかせコース」が75ドル。庶民でも手が届く良心的な値段に、中嶋さんの心意気が見える。

 一方、この日のマグロの見立ては、トルコで水揚げされた地中海産の本マグロ。工芸品をこしらえる手つきで中嶋さんが握る赤身は鮮烈。中トロは甘美。大トロは幽玄。これぞニッポンの職人技だ。

 週末ブランチの定食ではすし以外にも、天ぷら、カキフライ、焼き魚などを提供する。「子供の頃から食べていた築地の食堂の味を意識しました」と中嶋さん。

ネタの仕入れ先である、魚市場の仲買人の名前がずらり
「カキフライ定食」。厳選したシアトル産の岩ガキは、衣がサクサクで身がむっちり。18ドル

魚がし

Uogashi

「マグロにぎり3種(赤身、中トロ、大トロ)」は最高級のマグロを吟味して入荷。魚を語ったら止まらない中嶋さんは、心底すしを愛する職人だ。時価

Uogashi

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