鮮やかな色のライトが刺激的に配置された空間で、味も見た目もちょっとツイストがきいた寿司を食べる――。ここ「バンブー52」は、「料理は美味しいだけでなく楽しくあるべき」というオーナー・シェフのジョン・グレコ氏の想いが随所に感じられる店だ。
アメリカ料理をはじめ各国料理の経験豊富なグレコ氏は、フルーツや各種スパイスなど、一見寿司には合いそうにない素材を見事に調和させ、まるでパレットに絵を描くように寿司を創る。「食材は自分の目と舌で確認したい」と自らアラスカまで赴いて仕入れ先を決定したという魚介を使う。素材へのこだわりに彼の創意工夫が加わり、斬新な寿司が誕生した。
数々の遊び心あふれる寿司の中で特にユニークな一品は、パンの代わりにご飯で具を挟んだ「スパイシー・スシ・サンドイッチ」。具はスパイシー・ツナ、ウナギ、アボカド、そしてアメリカン・チーズ。ご飯の両面には軽くパン粉と煎りゴマをふりかけ、カリッと香ばしく焼き上げている。素材と見た目も一見ミスマッチだが、意外な美味しさに驚かされる。店の奥には竹の茂る庭や落ち着いたラウンジもあり、いつもとは違う寿司を体験できるレストランだ。
クールで都会的な雰囲気
上にあしらったトビッコがリズミカルな食感を加える。スパイシー・マヨネーズやレモンの香りもアクセントに。ボリュームたっぷりで食べ応えがある。15ドル。