韓国焼肉店のひしめくフォート・リー。この焼肉の激戦区で5年間肉屋を営んでいる「プライム・アンド・ビヨンド」が、ビーフ専門レストランをオープンした。店内はアットホームな雰囲気に溢れ、焼肉用のテーブル席とステーキ用のミートバーに分かれている。店では米国農務省(USDA)が、トップ2%のビーフにのみに与える「USDA Prime」(米国最高級牛肉)を提供している。「Qザ・ブッチャー」の異名を持つオーナーシェフのQさんが、毎朝ブロンクスのミートマーケットで、その日にいちばん品質のいいパートを仕入れてくるとあり、肉の質は文句なし。
Qさんが自信を持って紹介するのが、「ドライ・エイジド・ステーキ」。この店には熟成管理をするための特殊な専用冷蔵庫があり、常に華氏34度という温度と適度な湿度が保たれている。ここで4〜7週間寝かせて低温乾燥熟成させることで、赤身が柔らかくなり、肉汁と肉の旨みが閉じ込められて、肉本来の味が引き出される。こうして熟成された肉はテンダーで風味が豊か。柔らい肉を噛むと、甘みのある芳醇な香りが口の中いっぱいに広がる。肉屋だからこそ提供できる、厳選されたビーフ。そのハイグレードな味を体験したい。
店は同経営の肉屋と隣あわせ
上質の脂身のフレーバーとテンダーな口あたりを誇るステーキは、約1.5ポンドの巨大さ。サラダとパンがついて65ドル。